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「ありがとう、どくろ。いつも助けてくれて」【謎の生命体を拾ったナミ、その正体は…?】 どくろさんが見ている 3巻(完)
2017/11/26 14:46:55 |
メディアファクトリー |
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ガシャ髑髏にとり憑かれて引きこもっていた百重ナミ。学校に行けるようになるとアルバイトにハロウィン、クリスマス…どくろが同伴だけど女子高生らしいイベントも盛り沢山!そんな時、山で小さくて黒い謎の生命体を拾って…一咲くんとの仲も急接近!?ガシャ髑髏×女子高生の不思議な日常、最終巻!
もうすっかりどくろさんがいる日常に馴染んだナミとその周辺ですが今回はナミがアルバイトをしたり、ハロウィンにコスプレしてみたり、クリスマスパーティをしたりとようやく普通の女子高生らしい学園生活を送ります。とはいえバイトする理由は通販の買いすぎでバイト先はブラックだったり、コスプレにはしゃいでいたら風邪を引いたりと意外とナミもポンコツですよね(笑)
段々とどくろさんは自己主張が強くなってきて文字で会話するようになりました。このはも最初は見るたびに気絶してましたが最後の方は普通に会話してましたね。なののどくろ様ラブはさらに過熱して原寸大のなのチョコを渡すほどでした。ナミと一咲くんの仲は応援してくれますが表情が読み取りにくいのでよく分かりません(笑)
どくろさんがナミに憑いていたのはナミが壊してしまった封印から出てきたモノから守るためだったようです。それが黒い物体としてナミの前に現れて隙あらばナミを狙いますがどくろさんが密かに守っていました。それ以外でもナミのピンチを救ってましたが結局どくろさんの正体は分からずじまいでしたね。役目を終えて姿が見えなくなってもナミの事は見守っているようですけど。
ガシャ髑髏と女子高生という組み合わせは掲載誌の中でも異色だったようですが一咲くんのような男子が出てきて恋愛展開になるのも珍しいですよね。ある意味どくろさんも含めて三角関係みたいな感じでしたし(笑)そういう意味ではこのはの存在がちょっと中途半端だったかもしれませんね。恋のライバルになるわけでもなし、友人ではありますが最後まで百重さん、委員長と呼んでましたし…その点ではどくろさんに猛アピールするなのの方がキャラが立っていたかも(笑)
ナミとどくろさんの夫婦漫才的な掛け合いや一咲くんとの恋愛模様にちょっとホラーな展開と色々な要素がありましたがやっぱりどくろさんの強烈な存在感が際立っていた作品でした。段々とお茶目になっていくどくろさんが面白かったですね。
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