蒼き鋼のアルペジオ 8巻

 

 

アニメも好評放送中な蒼き鋼のアルペジオの新刊が発売されました。アニメは群像が少し幼い雰囲気ですがそれ以外は期待以上です。まだイオナ、タカオ、コンゴウ、マヤしか出てませんがやっぱりタカオのデレたところが人気みたいですね（笑）

 

ゾルダンとの戦いで艦体を失いメンタルモデルも消えかけたタカオはイ402に助けられて旗艦ヤマトの元に身柄を預けられます。早く群像の所へ戻りたいタカオでしたがそこに群像達の同期で死亡認定された琴乃の姿がありました。

 

一方ハルナ、キリシマ、マヤは函館に向かい保護された蒔絵に会いに行きます。蒔絵と同じくデザインチャイルドである北管区首相刑部眞はハルナ達を受け入れ蒔絵を預かっている群像の母、沙保里の元へ案内します。

 

タカオが囮となっている間にイ401と群像らは彼らを援護する白鯨級潜水艦と合流しようとします。白鯨もランデブーポイントへ向かおうとしますがそこで霧の艦隊が仲間割れをしているような動きを感知します。このまま見過ごすか判断を求められる艦長の駒城は劣勢に立たされているレパルスを救出するために追っているプリンス・オブ・ウェールズへ妨害行動をしてレパルスを逃がすのでした。

 

今後も続々とメンタルモデルが登場するようですね。霧の艦隊も様々な勢力があって千早翔像が緋色の艦隊と名乗ることに異を唱えた東洋艦隊旗艦フッドは旗下の艦隊を召集して翔像を捕らえようとします。それはアドミラリティ・コード違反と離反してレパルスが追われることとなってました。もうこうなると敵の中にも色々と勢力があってこんがらがってきます（笑）次巻の予告にもさらに新キャラが出てくるようですし･･･

 

沙保里は実は短編で登場していてその時にタカオとも遭遇していて後のタカオに影響を与えた人でした。ハルナ達は宿泊場所に政府が保管していたタカオの泊まっていたマンションを提供します。さすがに群像グッズはありませんでしたがフリルがブリブリの乙女チックな部屋でしたね（笑）

 

ハルナは蒔絵と刑部博士との出会いでかなり自我が芽生えてきたようです。沙保里の屋敷にいる蒔絵はハルナとの面会を拒否し続けますがそれは霧の艦隊と知ってしまったからでなくて友達となったハルナを殺してしまう兵器を以前に開発していたことへの後悔のためでした。それでもハルナは蒔絵との友人関係がなくなることはないとお互いの未来のために霧の艦隊へ迎え入れます。

 

マヤも最初は能天気で函館についてからも落ち着きがなかったのですがそこで人間と関わることによって人や社会について考えるようになり変化しつつあります。キリシマは人形の中でメンタルモデルの修復をしていたようで途中からはきぐるみを着ているような形で首だけだすようにしました。途中からは幼女姿で出歩くようにまで回復しました。

 

今回は群像達の出番はほとんどなかったですね（笑）