わかば*ガール

 

 

きんいろモザイクの原悠衣先生が乙女通信というアンソロジー雑誌に連載していた作品に描き下ろし最終話を加えて芳文社から単行本として発売されました。表紙こそ今の絵ですが最初の頃とはやはり少し違ってますね。

 

ごく普通の女子高に入学した萌子は他の生徒とは全く違ったお嬢様オーラを醸しだす若葉と出会います。見た目どおりのお嬢様な若葉でしたがお嬢様学校へは成績上の理由で入れず普通の高校へ入学したのでした。入学時に仲良くなった僕っ子・直と～っすというのが口癖な真魚も加わってお嬢様と庶民の学園生活が始まります。

 

憧れの寄り道や買い食いができた喜びでお礼にお金を渡そうとする辺りがお嬢様思考だったりする若葉でしたがそれならお嬢様学校にもお金で何とかできたんじゃないかと思うのは野暮なんですかね（笑）ギャルに憧れる面もあってギャルゲーをやってみたり、実は腐女子な直から乙女ゲーを借りたりと色々と方法を間違えてます。

 

きんいろモザイクほど百合的要素は少ないと思いますが世間知らずのお嬢様と庶民という異文化交流が繰り広げられます。せっかく芳文社から出たんですからきんいろモザイクとのコラボなんかもあったらいいですね。