GROUNDLESS 6巻ー豚の鉄鎚ー 




圧倒的優位にあった島軍でしたが青年将校たちの造反で混乱が生じます。ソフィアとモンドも開放市民側への寝返りを求められて…戦火が広がるカゲリザカでアーネスト達回収班は間に合うのか!?そして戦場で再会した戦車兵レジーナと開放市民のヤニーの姉弟の運命は…カゲリザカ編ついに終結!

島軍側も裏切りに感づいてはいたようですが志の高い大陸系から裏切りが出るとは思っていなかったようです。理想論を並びたてたリビンダの統治論は大人達からは一蹴されますが大飢饉を経験した若者たちには理想に殉じる決意をさせるきっかけとなった本でした。予想外の事態に戦況は混乱して開放市民たちはそれに乗じて南部へと逃れます。リーダーのリビンダは自分が理想として書いた統治論が思いもよらぬ劇薬となってしまったのかと今回の惨状を見て不安になります。これまで失敗続きだったハッシュの策が当たって本人は上機嫌ですが島軍の将校たちと合流してどういう行動に出るかですね。神輿としてのリビンダを必要としなくなるのではないかと心配です。

その将校たちの中のリドリーは戦闘の天才で狙撃はソフィアを上回り、近接戦闘でも無類の強さを誇るためソフィアは危うく命を落としかけます。ソフィアも狙撃は天才的で銃の扱いもそれなりに慣れてはいますが正規の兵ではなかったので場数が違いますね。死神と恐れられるソフィアを脅かす存在として今後も動きも楽しみなキャラです。

殺人狂であるルッツェンを鉄砲玉として使って死ねばそれまでとしていたアーネストですが今回の戦闘でも生き残り、兵員としての才能を見出します。志願理由として人を殺したいというイカレた人格ですが使い物になるならと鍛えていくことにします。使い物にならなければそのまま鉄砲玉として使い潰すつもりで…戦争の中では彼のような存在は目的さえ与えれば優秀な兵士となり得ますが平時はただの快楽殺人者ですからね~本音としては適当な所で戦死してもらった方が都合がいいでしょうね。

元はジンロクの空手形であったダシアへの協力もソフィアの功績が認められてカゲリザカの戦車をダシアに貸し出すことを了承されます。ダシアに行くとなればレジーナの隊が可能性が高いため弟を殺した狙撃兵の行く末をレジーナは見届けようとします。

カゲリザカ編は終了して次はダシアへ戻ることになるのでしょうか。シュバーハンが一度報告に戻った時はダシアも落ち着いていましたしまたすぐに戦闘になるということはなさそうですが開放市民の動きも気になりますね。カバー裏では支援課に配置転換されたメルシアが描かれますがこちらでもやっぱりミスばかりのようです。頭はいいので経理とか事務仕事をすればいいと思うのですが。

続きが気になりますがあとがきでストックがこの巻で尽きたというコメントが…色々と弱気な言葉が並んでいましたが1年に1冊のペースでも全然かまわないので完結しないままフェードアウトなんてことはないように祈ってます。

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