グリモワールの庭 1巻


魔法によってすべてが成り立っている世界で魔法を使う資格を得るための学校へ通うアトリ。親への反発から学校へ入学したアトリは没落した貴族の跡取り・レオンと出会います。何かとちょっかいを出してくるレオンや周りの目も気にせず一人で生きるために魔術を学ぶアトリは部屋に戻ると禍々しい雰囲気を出す魔導書を見つけます。破いても燃やしても元に戻ってしまうその本を禁断の魔導書と直感したアトリは校外演習の際に捨てようとしますがペアとなったレオンと共に謎の怪物に襲われます。アトリを庇って息絶えたレオンにアトリは禁断魔法でレオンを蘇生してしまうのですが…禁断の魔法を使った人間は重罪という世界で2人だけの秘密を共有する禁断の物語。

新創刊されたマガジンエッジの単行本第二陣です。試し読みを読んで面白そうだったのですが物語はまだまだ始まったばかりなので今後の展開に期待ですね。作者の方は少年誌は初めてということで女性向けの作品が多いみたいですね。絵の雰囲気やアトリやレオンの仕草を見るとそれっぽい感じを受けますが少年誌ということもありますしほとんど気になりません。絵も綺麗ですし。表紙と裏表紙を合わせるとレオンが壁ドンしている風になってますけど(笑)

アトリは最初はクール風を装っていましたがレオンと秘密を共有してからは彼の考えなしな行動に振り回されっぱなしですね。一応彼なりの考えがあってアトリも後で気づいて納得しますが禁断の魔法で死なない体になっているのに目立つような行動をするレオンに頭を抱えます(笑)レオンの家はアトリの父親のせいで没落してしまったためレオンはアトリにつっかかってきてましたがお互いの事を知って親友となっていきます。さすがにレオンの家に行った時は本名は明かせませんでしたが。

そもそもアトリの部屋に誰が魔導書を置いたのか、なぜ2人を怪物に襲わせたのかなど分からないことも多いのでアトリはその犯人をまず捜そうとします。その前に学校側にバレてしまいますが…以前の生徒で同じように禁断の魔法を使って刑務所に捕まっているという夕紅琥珀という人物を詰問にきた先生は何か知っている感じでしたね。

あとはアトリの過去にも何かありそうです。父親の部下を自分の無力さから殺してしまったという意味深なことを言ってましたがその辺も本編に絡んでくるんでしょうか。レオンも没落した家を建て直すという決意を背負ってますが行動は意外と脳筋ですよね(笑)プラス思考のレオンとマイナス思考のアトリはいいコンビになりそうです。

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