ソマリと森の神様 1巻




地上は人外に支配され、人間は絶滅の危機に瀕した世界。ある日、森の番人ゴーレムと人間の少女・ソマリが出会います。ソマリはゴーレムをおとうさんと呼びゴーレムは森の守り人の役目を捨てソマリと共に彼女の両親を探す旅に出ます。滅びゆく種族「人間」と役目を終えようとする森の番人「ゴーレム」、父娘の絆を綴った物語です。

人外たちは意外と普通に人間社会のような暮らしをしていて多くの人外は争い事を好まないようですが人間と戦争をしたこともあって人間を迫害していました。もう見る事も少ないようですが一時期は人間狩りや愛玩動物として流行ったこともありました。そのためソマリは角のついたフードを被ってミノタウロスと偽って街に入ります。ソマリ自身は自分の状況をよくわかってないのでフラフラと歩き回ったりしてますけど。人外たちもよく匂いを嗅ぐと美味しそうな匂いと思ったりするので正体を知られるとまずいですが結構簡単に騙せてますね(笑)

人間の生き残りも少しはいるようで人外も立ち入らない朽ちた森の奥底で1人生きる老人と出会います。彼はゴーレムとソマリを見て事によってはソマリをゴーレムから取り上げるつもりでしたが父娘のような絆を見てソマリを託します。

薬師の小鬼が住む家、魔女の村と色々な場所を巡りソマリの両親の手がかりを探します。魔女の村では人間に関する書物を探して魔女の天敵である本を食べる虫・オトト魚が出てきて2巻へと続きます。

人間が滅びつつある世界ではありますが暗い雰囲気ではなく、人間が希少な存在になっただけで人外たちは普通に暮らしています。ソマリも自分が人間だという自覚がないのか人外たちといても無邪気に行動してます。それは可愛いのですがかなり危うい行動ですよね(笑)最初にゴーレムと出会った時には首に鎖がついてましたから人外に捕まっていた感じですがその頃の記憶は薄れているのでしょうか。そういえば魔女は人間に分類されないんですかね。

人間に会うのにも一苦労な世界でゴーレムも寿命が尽きようとしています。その中でソマリの両親は見つかるのか…いつかは終わってしまう旅の行方が気になります。
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