王女の条件 1巻




女系国家のバラガンサ王国。女王の崩御により異父姉妹のエストレーラとルアが王位継承権を巡る政争に巻き込まれることになります。女児を産んだ方が王位継承に優位になるこの国の慣習に聡明な姉・エストレーラと心優しい妹のルア、彼女らの思惑とは別に様々な欲望が渦巻きます。

エストレーラは王としての器量を持ち合わせていますがやはり世間知らずな一面もあって従兄のアフォンソと結ばれようとしますが逆に利用されてしまいます。ルアは王位継承に興味がなく、それをアフォンソにつけ込まれます。純粋に彼を好きだったのですが謁見に来た外交官とも密会をしてしまい思い悩みます。そんな時、ルアにご懐妊の兆候ありという知らせが届きますが…

愛らしいルアは国民にも人気がありそうですが実務面ではやはりエストレーラが適任ですよね。ただ、正しく王の器量を見せられると困る人物たちも多いようで…互いの後ろ盾の連中が色々と画策して姉妹たちは翻弄されます。旅芸人の1人に興味が湧き城の外へ出ようとするエストレーラは…という所で2巻へ続きます。これはまた一波乱ありそうな感じですね。

番外編ではエストレーラの従者となるシドニオが彼女に紹介される前日譚となっています。先生に対する尊敬や女性としての憧れというものもあったと思いますがただ女王の相手となるための練習台として寝所を共にするというのは複雑な気持ちですね。

世継ぎや政争というドロドロしたテーマではありますが絵柄のおかげであまり生臭い感じはしませんね(笑)作者は世界観と絵柄が合うのか心配してましたがいい塩梅だと思います。
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