言解きの魔法使い 2巻

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図書館の魔女によって左腕を奪われ、失った左腕から数多に溢れる文字を回収するために魔法使いへと成り果てた藤堂ナツメ。学生時代の後輩で親友の矢萩は失踪したナツメと図書館で再会して彼の左腕を取り戻す手伝いをすることになります。図書館内で起こる文字による現象、図書館を訪れる装丁の魔女、図書館の付属品だと自称する園耶の正体、かつて矢萩に瀕死の重傷を負わせた婚約者との再会…危険と隣り合わせの図書館に自分の意志で残った矢萩ですが言葉を操る魔法使いであるナツメは装丁の魔女との会話で矢萩に対する自身の友情に疑念が生まれて…
ナツメは図書館に囚われて外に出れないので今後は図書館内での話になると思っていましたが園耶さんと矢萩が外に買い物に行ったりと館外のエピソードもあって安心しました(笑)園耶さんも図書館の付属品ということなので文字の現象によって腹が裂けたりしても次の日は何事もなかったようにいたりと人間ではないのですが甘酒を飲んだり、料理が好きだったりと人間の時の記憶があって外から図書館へ入っていたのではないかという記憶がおぼろげながら残っている事を矢萩に打ち明けます。そして、ナツメの左腕を奪った魔女は自分の身内なのではないかということも…

新キャラには装丁の魔女・倉科薫女史が登場しました。見た目は若いお姉さんという感じですが子持ちです。サバサバした感じで可愛いところもあるのですがやはり魔女だけあって普通ではありませんね(笑)戦時中に子供を亡くしますがルリエールという装丁の技術を識っていた彼女は朽ちていく息子を本として産み直します。彼女曰く魔法使いは中身が減った紅茶のカップにインク瓶をぶちこむ連中とのことです。矢萩が倉科女史に魔法使いに成り果てるとは、矢萩とナツメの違いは何かという問いに対しての答えですが倉科女史が取った行動を端的に表す表現でもありますね。ナツメ以外の魔法使いですので今後の活躍も期待したいです。

矢萩をメッタ刺しにした婚約者・海鈴が再び矢萩の前に現れて3巻へと続きますが彼に向けていうセリフも穏やかではありませんね。回想で少ししか出てませんが大人しいお嬢さんという感じだったのに…矢萩もなぜ刺されたのかが分からないから恨みもできないと心の傷になっていますが彼女の再会でその傷を消すことができるのでしょうか。瀕死の重傷を負った矢萩の傷を治しながらナツメの事を呟いた謎の人物についても3巻で明らかになるのでしょうか。

今回登場する文字は「亜」、「流」、「辱」でした。現象を見てその文字を推理していくのが面白いんですよね。アクションあり、推理ありと現象によって毎回状況が違います。毎回文字の現象回だとマンネリになりそうですがその合間に別の話も挟んであるので3個くらいがちょうどいいかもしれませんね。園耶さんの外での顔なども見れてよかったです(笑)


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