ゴールデンカムイ 8巻

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第七師団を抜けて土方たちに加わった尾形。のっぺらぼうがアイヌだと鶴見中尉が掴んでいたことを明かしますが土方はのっぺらぼうの目的や正体をさらに突っ込んで推理します。アシリパの叔父の下へ身を寄せていた阿仁マタギの谷垣にも転機が…そして鶴見中尉も動き出して刺青人皮争奪戦がより混迷を増す夕張炭鉱編、長い冬から目を覚ました北の大地から採れる春の食材を使った狩猟グルメも収録された第8巻!
今回登場する剥製師の江渡貝もまたこれまで登場した囚人以上に狂った人間ですね(笑)彼は囚人ではないのですが剥製に魅せられて母親や炭鉱で死んだ人間の死体を掘り起こして剥製にするサイコなキャラでした。その剥製の技術に目をつけた鶴見中尉は刺青人皮を偽造してライバル達を攪乱しようと目論みます。パッと見まともそうに見える青年なんですが…彼を懐柔しようとする鶴見中尉との掛け合いも笑えます。

土方の推理通りだとキロランケも金塊を狙う1人となりますね。ロシアのパルチザンなんてのも出てきて金塊を巡る争いが大きいものになっている事を感じさせます。杉元も全てを明かしていないとキロランケを完全に信用しているわけではありませんけど。再度登場したインカラマッが占ったアシリパを害する人間とはキロランケなのか…白石も土方側と通じているとはいえアシリパをどうこうしようとはしないと思うんですよね~谷垣の前に現れたインカㇻマッの占いに不安を隠せないアシリパの祖母やオソマに谷垣はこれまでの恩を報いるためにアシリパを連れ戻しに村を出ることを決めます。オソマはすっかり谷垣に懐いていたので悲しい別れとなってしまいました。このまま杉元達と無事合流してくれればいいですけどインカㇻマッは鶴見中尉と繋がっているようなので彼女がこれまで占った事も本当の能力かは信用できませんね。

自然の恵みからいただく食材を使った料理は北海道では短い春の期間にしか取れない野草を使います。冬は男が猟に出て食料を獲り、春は女が野草などを採って保存食を作って冬に備えるため春は女の季節と言われているようですね。アシリパはすっかり杉元のオソマ(みそ)がお気に入りです(笑)

炭鉱編ラストでは杉元と土方達のにわか共同戦線が張られる…?という感じで次巻へ続きます。尾形を見て驚く杉元ですが考えてみれば杉元にとっては尾形は最初の頃に会ったきりでこんな所で土方達と共に出会うとは思ってもみなかったでしょうね。読者的にも尾形登場時に重要キャラとして再登場するとは思いませんでしたし(笑)色々と笑わせてくれた江渡貝ですが死に際には自分の命よりも鶴見中尉のために作った作品を託すという選択をします。最後のシーンだけを見ればかっこいいんですが…(笑)果たして鶴見中尉はこの贋作をどう使うのか、9巻は白石がいかにして脱獄王になったのか、土方や永倉の過去編も収録されているようなので楽しみです。そういえば白石はまだ表紙になってないんですね(笑)谷垣や尾形にも先を越されてしまいました。

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