魔王の階 2巻

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初陣で敵領内で味方から孤立しながらも無事生還したステファン。しかし、人の血を吸うことで得た力を行使したため帰還以来彼の体には異変が起き始めます。城に戻ってきた時からステファンの様子がおかしいと感じていたエミリアは彼の身を案じて問い詰めますが…愛する人の前で血の誘惑に抗えるのか!正式に王太子として叙任されルーシ大公国との決戦も迫る第2巻!
これまで獣の血で何とか欲望を抑えてきたステファンですが戦場で偶然出会った少女の血を吸ってしまったことで血への渇望がさらに強くなってきました。さらに日光や十字架に触れると火傷を負ったりと体にも変化が訪れます。どうしてこんな体に生まれたのか…兎を使って実験をして体の変化を確認しますがそこで城を落とされた時にステファンは3日間何を口にして生き残ったのかを思い出します。城が落とされた時に不死身の化け物のような女が最後まで抵抗したという話がルーシで伝えられていましたがステファンの母親は吸血鬼だったようです。それがいつからなのかはまだわかりませんが…ステファンの母親はシグムントの妹なので吸血鬼一族というわけではないと思いますけど。

様子がおかしいステファンの身を案じたエミリアはメイド長の故郷にある吸血鬼の伝説を聞いてステファンの姿とだぶらせます。そこでステファンを遠駆けに連れ出して彼の体の変化について問い詰めるのでした。ステファンもエミリアの深い愛情の前にこれまで隠していた事を全て話します。そして、これまで獣の血で我慢してきたように何とか人の血を吸わずに生きていく道を模索していきます。

対立が続くルーシとは教皇庁の協力を得られず、自力で大国との戦いを強いられますが国王のシグムントは冬場に越境して奇襲をかけるという作戦を立てます。準備も万端、いざ出陣!というところでルーシから和睦の使者が来て…という所で次巻へ続きます。

ステファンの秘密を知ったエミリアとはすでに姉弟以上の気持ちを持っていましたが国同士の和睦には婚姻関係を結んで同盟を組むのは当然の流れでステファン、エミリア共に縁談が持ち上がります。エミリアもこの和睦が成立すればクラフト国とともにステファンの亡国であるルブリンも平和になると王家の務めを成すことを決めます。

両親の仇でもあるルーシとの婚姻に納得のいってない様子のステファンは今後どうなっていくんでしょう。エミリアへの血の欲求が強くなっていましたがエミリアがいたからこそ抑えられたというのもあるので彼女がいなくなることで抑制できなくなったりしそうですね。このまま血の欲望に掻き立てられていくのか、抗っていくのか…野心が見え隠れする若領主の登場もあって何やら不穏な空気が漂ってきました。


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