あの娘にキスと白百合を 5巻

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中高大一貫女子学園「清蘭学園」を舞台に少女たちの恋とキスを描く青春オムニバスストーリー、第5巻。高校から清蘭学園に入学して偶然幼馴染の紗和と広報委員を通じて再会したいつき、そのいつきの事をすっかり忘れていたややデリカシーに欠ける沙和、この2人の新キャラを中心に描きつつ、広報委員の仕事の中では優等生の白峰さんが一度だけ学校をサボっていたという噂の真相にも迫っていきます。
見た目的には背が高くて美人ないつきが年上で背が低い紗和が後輩という感じですが実際は逆の高校2年と1年です。広報委員でいつきとペアを組むことになった紗和ですがいつきのにこやかな応対とは裏腹に紗和を嫌っている雰囲気を感じます。それでも距離を縮めようと話しかけているとふと可愛い笑顔が飛び出したりもするのですが…いつきは幼馴染だった紗和と再会できたことに感激しましたがまったく気づかない紗和に腹が立ってそんな対応をとってしまったのでした。

紗和は確かにちょっとガサツな部分もありますけど幼少時に遊んでいただけですからね~特に女の子の場合は成長してガラッと変わったりしますし気づかないのも仕方ないと思うのですがその辺のいつきの性格は本編で明らかになります。缶乃先生のあとがきでも打ち合わせ頻出ワードに重い女、情緒不安定、めんどくさいなどがあったようですが完全にいつきの特性を表してますね(笑)最初は笑顔の裏に色々と秘めてそうな感じでしたが紗和が気づいてからは一気に距離を詰めてきます。

紗和はもともとそういう気はなかったと思いますが段々と好きになっていくというのはいいですよね。自分が興味ない恋愛映画でもいつきが他の子と出かけるのは嫌だと思ったりとか意識し始めて赤面したりするのがたまりません(笑)

紗和といつきが広報委員の仕事で白峰さんをインタビューする際に始業式をサボってどこかに出かけていたという噂についても確認してみます。空白の1日では白峰さんが1番にこだわる理由について描かれます。寮にいる分少しは気が楽かもしれませんが休みに帰省したくないというのも分かりますね。娘に対して愛情はあるもののその計りの基準が成績ということで次第に白峰さんも押しつぶされそうになります。その反抗として1日家出をしたのが真相でした。一時はもう1番になることをやめると言い出しますが一緒についてきた黒沢さんの言葉もあって彼女に勝つという気持ちを今後は大事にすることを決めます。

最近はメインの話に白峰さんや黒沢さんが少し絡むということが多かったですが今回も紗和といつきの中の話ではありますが白峰さんの過去に関する回としてしっかりと出番がありました。天才肌の黒沢さんが慰めても説得力がないように聞こえますが白峰さんの心にもしっかりと届いてましたね。最初はちょっと暗い話ではありましたが黒沢さんが白峰さんを抱き寄せる時に一瞬小さい頃の白峰さんになってたり、眠っている黒沢さんに白峰さんが声には出さずに口だけで「ありがと」と表現してたりと後半は描写も含めていい話でした。そうなると今度は黒沢さんの話も見たいですね。


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