グラゼニ ~東京ドーム編~ 8巻

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肘の手術後の復帰第1戦は本調子ではないものの古巣のスパイダースから棚ぼた式で1勝した凡田。第2戦の瀬戸内カーナビッツ戦も球速は出ず、試合勘も戻らずでいまいちピリッとしない内容。一方の瀬戸内番長こと原武も引退の文字が迫る中で何とか引退試合をしてもらおうという思惑から肩に力が入って大乱調。両チーム入り乱れての乱打戦となった試合に待ちうけていた意外な展開とは…!?
前回戦った椎名は数年前まではバリバリのエースで数字だけ見ると落ちぶれた感がありますがまだまだ1級品のスピードを持っていました。しかし、原武は番長という名とは裏腹に弱者の兵法とチームの広告塔としてのポジションで生き残ってきましたがさすがにそれも通用しなくなってきます。華々しく引退をして残りの人生は芸能界で稼ごうと目論みますが…現実のプロ野球でも戦力外通告がされる時期となりましたが原武のようにタレントになれる可能性があったり、コーチの席を用意してもらうというのはかなり恵まれていますよね。原武の場合は家庭の事情もあって今後も稼ぎ続けなければならないというのがありますがそんなパパの頑張りも家族と若干の温度差があったりします(笑)

カーナビッツ戦もこれまた棚ぼた式に勝利をもらった凡田の第3戦の相手はかつての同僚で今やワイルドワンズのエースとなった渋谷章との対決となります。現在日本シリーズ2連覇、まさにこの世の春を謳歌している名古屋ワイルドワンズですがそれを率いる北王子監督と渋谷たち選手とは若干の不協和音が聞こえてきます。

渋谷は年棒が1億を超えてチームのエースとして認められますが今後は勝ち負けと貯金の数しか査定ポイントとして見ないと言われます。そして、調子が悪くてもとにかく責任回数までは行ってもらうといくら打ちこまれても代えようとはしません。北王子監督の考え方もわからんでもないですが選手の寿命を考えるとそれに固執するのは軋轢を生みますよね。復帰プログラム中とはいえ凡田の超過保護体制とは対照的です。常勝チームを作り上げるために鬼となった北王子監督ですがそれが行きすぎて頑固親父のようになってきています。もともと選手時代はスーパースターとして傲慢な部分があったようですがいずれ大きな落とし穴がありそうな感じですね。

何と無傷の3連勝となった凡田。5回までしか投げてないとはいえ徐々に調子を取り戻しつつあります。そんな中でセットアッパーとしての地位が揺らぎかけている不調の則川は二軍に落とされます。もうすぐ復帰となりそうですが…ここで話は変わって北海道パープルシャドウズのトレード話に…これが凡田たちにどう影響する!?という感じで続きます。

3連勝に浮かれる凡田ですがそれが続くと逆に不安にもなるわけで…次巻はトレードなどを含めたパープルシャドウズの河内と凡田とのエピソードになりそうです。そして意外な人物の過去もあるかも…?

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