軍靴のバルツァー 9巻

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エルツライヒの協力でクーデターを起こし、第二王子であるアウグストと保護されている現国王がいる士官学校を包囲する第一王子のフランツ。エルツライヒの智将レンデュリック大佐の砲撃とそれに連携する精鋭部隊に少しずつ追い込まれていく士官学校の生徒達。そこへ最新鋭の気球を使って駆けつけるバルツァー少佐。高度からの精密観測による正確な砲撃によって巨大臼砲を破壊して敵の勢いを削ぐことはできましたが多勢に無勢は変わらず…!?城内に敵が侵入し、ついに最後の時が来てしまうのか!
気球から敵の潜んでいる場所や布陣を観測して的確に砲撃し、破壊された城壁に殺到する突撃兵たちには鉄条網で足止めしたところを狙い撃ち、深く入り込んだ兵士に瓦礫の下に隠した爆薬で多大な被害を与えるなどレンデュリックも羨望する新しい時代の戦法でバルツァーは抗戦します。ライフルでも撃ち落とせない気球に対して対空砲なる物が必要だと考えたりと自分が扱う武器や戦法にも常に対策を考えていますね。

さらに一時休戦として怪我人や死体の回収をさせて時間を稼ぐなどできる限りの手を尽くしますがその間にレンデュリックも地下道から士官学校へ潜入部隊を侵攻させてついに校舎内まで後退を余儀なくされます。如何ともしがたい戦力差に気球で国王とアウグストを脱出させる最後の手段に出ますがそこにヘルムートとその領地の兵がやってきて…というところで次巻へ続きます。

またしてもピンチに駆けつける展開となって砲撃戦の次は騎兵の見せ場がありそうですね。といっても千の騎兵だけで城にまで入り込まれている現状を打破できるか不安です。ヘルムートが煽った諸侯の部隊も駆けつけてくれればいいのですが。あとは脱出したアンネリーゼが流した第二王子側に国王がいるという情報が内外に大きく報道されて一気に休戦の流れになるとか…以前もヴァイセンとホルベックの戦いがいきなり休戦になったりしましたし。

長かった士官学校防衛編ももうすぐ決着が付きそうですね。10巻の大台で一つの節目が描かれるようです。バルツァーがバーゼルランドを去ってしまうような展開じゃないといいですけど…

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