「人間が最も恐ろしい…」 瑠璃宮夢幻古物店 6巻

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苦痛を飛ばす扇子、勝利を呼ぶメダル、気持ちを詰められる弁当箱…心に何かを抱えている人が導かれるように瑠璃宮古物店へとやってくる。不思議な効力を持つ古物で真の幸せを掴めるかどうかは貴方の使い方、考え方次第…。執着と悲哀から生まれた古物が誘う怪奇物語、第6巻!


今回はママ友との関係に悩む主婦、今の成功が自分の努力と実力だと疑わない男性、優しいけど一方的に愛情を注いでくる父親に内心苛立つ中学生の少女…そんな人達がふと出会った道具に翻弄されていきます。どれも本当の幸せとは何なのか考えさせられる結末でしたね。傍から見れば歪んでいるように見えますが当人にとっては幸せな事なのかもしれません。

そんな中でペアグラスや万年筆のエピソードはいい話でしたね。真央は幸田さんの奥さんから幸田さん、そして要に託された万年筆に込められた想いが普通の道具から真央たちが扱うような古物へと生まれ変わる瞬間を久しぶりに目の当たりにします。往々にして執着や恨みなど負の想いが込められることが多い古物ですが初めはこうしたささやかな力だったのかもしれませんね。この万年筆も使い込まれていくうちにスゴイ効力を持ったりして(笑)ペアグラスはアンティークショップの藍澤さんが見つけた商品でお客に肩入れしてしまう癖は相変わらずですが今回はいい方向にいきました。真央のスタンスとは反対ですがそれも個性だと反省する藍澤さんを慰めます。

そういえば真央、要、ゆかりの3人が揃うというのは初でしたね。要は実家でゆかりと出会ってますが真央と知り合いだったとは思わなかったようです。実は真央がゆかりに依頼していたのですが照れ隠しなのかゆかりがバラそうとするのを遮ります。ゆかりは真央とは幼い頃からの付き合いなので親戚のおばちゃん的だと要に言いますがその時の真央の姿は今と変わっていません…ゆかりも真央の年齢を知らないようですね。

そんないつものように古物を巡る話がある中で藍澤さんが師事する神谷さんが四方コレクションを回収しては破壊して埋めている様子が描かれて次巻へ続きます。その様子は何だか道具に支配されているかのような感じでしたが真央たちを巻き込む新たな展開へとなっていくのでしょうか。



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