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Author:KON
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「守り抜くぞ!一所懸命だ!!」 アンゴルモア 元寇合戦記 8巻

2017/09/02 18:51:51 | KADOKAWA系コミック | コメント:0件

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金田城に侵入した蒙古軍を火計によって退けたものの、攻撃の手を緩める気配のない蒙古軍。それに対して城に残って徹底抗戦か、援軍を待つために城を捨てるかの選択を迫られる対馬勢。そんな思いも空しく蒙古軍は金田城を取り囲み、逃げることもかなわない…唯一の希望は博多からの援軍だが…!?運命の朝を迎える第8巻!


普段なら見つけるのも大変な獣たちがモンゴル軍の圧力に押されて金田城の周辺に集まるのを見て総攻撃が近いと感じる対馬勢。一度蒙古軍を撃退したことで士気はまだ高いですが集まる松明の数を見て愕然とします。輝日姫は一旦城を捨て、山へ逃げ隠れる選択を刀伊祓衆の長峰判官に伝えると博多からの援軍を信じて山に潜むことに迅三郎も同意しますがすでに城の周りを囲まれてしまい、城での徹底抗戦を余儀なくされます。そして夜が明けると敵の大軍が迫ってきて…というところで次巻へ続きます。

前半はモンゴル帝国と日本に挟まれた位置にある高麗国で後に忠烈王と呼ばれた王世子の諶の葛藤が描かれます。モンゴル帝国の侵略に30年抵抗し続けたことで属国となった今の高麗の地位は低く、謁見で訪れたきらびやかな宮殿や贅を尽くした宴に圧倒されます。そして最下層の国は搾り取られるだけでその恩恵にあずかれないと諶は自分がフビライ・ハンの娘を妻に迎えて王族へと上がる野望を抱くのでした。そのために王直属の親衛隊(ケシク)にも入隊し、モンゴルに対して忠義を尽くしますがそれでも過去に抵抗し続けたことをフビライに責められます。しかし、日本遠征で武功を上げれば娘との婚姻を許すと約束し、今回の戦いの先陣に高麗が加わる事になるのでした。諶も高麗をモンゴル帝国の下で地位を上げるチャンスだとしますがそのためにこれまで国の礎となった者たちを忘れるかのような態度に忠臣だった部下は抵抗派に寝返り、国王の座を弟に譲ろうとする父を謀殺?(公式には病死)します。

国を富ませるために色々なものを失った諶は後は得るだけだと勝利を確信し大艦隊を見送りますが元寇の結末が分かっているだけに失うものの方が大きくなりそうな気がしますね。出陣前に婚姻はするものの、将軍たちからはまだ皇族と認められていなかったりと諶の苦難は続きそうです。その後のエピソードも語られることになるでしょうか。

そんなわけで迅三郎たちの戦いは後半になるので話としてはほとんど進んでいません。唯一の希望である少弐景資の援軍もまもなく出航…というところまできましたがすでにその後の国内での権力争いを見据えている当主の意向によって派兵を中止させられてしまいます。迅三郎たちは知る由もありませんがますます絶望的な状況へとなっていきそうです…

そんな混乱の中で商人のじいさんと鬼剛丸は小舟で脱出しますがそこで役人時代の迅三郎について語られます。何か因縁があるような2人でしたがようやくその過去が描かれました。それは今の迅三郎とは違う戦にしか興味のない冷徹な人物像でしたが鬼剛丸は島民たちのために戦う今の迅三郎では勝ち目はないと語ります。一方、夜が明け、最後の戦いに挑もうとする迅三郎は戦以外の戦があることをこの島で知ったと皆に告げ、あくまで守るための戦いをしようとします。果たしてどちらの迅三郎がこの窮地を救うことになるのでしょうか…常にギリギリの戦いを強いられる迅三郎たちの戦いに目が離せません。



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