「SNSなんて触りもしないてるみさんは…現代社会における女神なんだよ!?」【アンチネットで生まれる新しいつながり】 もしもし、てるみです。 1巻

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大人から子供まで携帯電話を持つ時代。ネットや動画もすぐに見れるミライフォンが主流の中であえて通話のみの機能に回帰したもしもし堂。その支店に勤めるてるみさんと謎の生物・クロちゃん、そしててるみさんに一方的に恋心を抱く中学生・鈴太郎の日常を中心に描くネット疲れした現代人必読のテレフォン・ラブ・コメディー、第1巻!


「ズボラ飯」などの水沢悦子先生の新作です。連載開始は結構前からですがページが少ないので単行本化を待っていました。作風的にはうさくん名義の方が合っているような…(笑)

ミライフォンで通話はもちろんネット、動画まで何でも携帯でできる時代にあえて通話機能のみの携帯電話を開発したもしもし堂。その支店に勤めるてるみさんはネットの情報だけで語ったりすることを非常に嫌います。そんなてるみさんに一目惚れした中学生の鈴太郎はミライフォンからもしもし堂の「もしメカ」へと乗り換えて、それをきっかけにてるみさんに猛アピールするのですがその想いは届くことはありません。

てるみさんと鈴太郎以外にもクラスメイトやもしもし堂のサポートセンターの女の子達なども登場してちょっとエロいギャグが展開されます。どんな質問にもにこやかに答えてくれるサポートセンターのお姉さんたちやちょっとこじらせてしまっている鈴太郎を横目に普通にミライフォンを使う女子中学生たちがいいですね(笑)てるみさんもエロクロスワードをやってますし登場する女の子たちがエロ可愛いです。あと漫画家のSNSが清々しくゲスいのが笑えます。この辺はうさくんっぽいですね。ちょっと不便な時代を回顧するのは「ヤコとポコ」、通話機能だけで最新機種と勝負しようとするのは「にゃん天堂」に通じる気がします。

ネットの情報だけで判断する、食事をする前にまず写真を撮る、クイズの答えをネットで検索する…そんな事をしようものならてるみさんの冷たい視線が飛んできます。鈴太郎は失恋やてるみさん目当てでミライフォンから乗り換えましたがやっぱりまだ周りの情報が気になってしまいますね。同級生はみんなミライフォンだからしかたない部分もありますけど。意外ともしメカの話よりも現代のスマホ社会への皮肉の方が多い気がします(笑)心温まる話もありますけどね。

スマホをすぐに手放すことは難しい、でもちょっとネットに繋がるのが疲れた…なんて人はこの作品を読めば新しい人との繋がり方が見えてくる…かもしれません(笑)

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