オンリー・ユー 中原 裕 自選短編集



現在連載中の「WILD PITCH!!!」の単行本第1巻発売と共に中原 裕先生の自選短編集も同時発売!野球、サッカー、時代劇から音楽とあらゆるジャンルで熱く不器用な男たちを描いてきた全6作の短編集となってます。
連載を全部読んだのは前作のラストイニングだけなのですが考えてみれば昔は少年サンデーで描いていてその後もずっと小学館で描いていたんですね。子供の頃にふとサンデーを読んだ時に「人気者でいこう」が連載されていて読んだ記憶があります。その後くらいから青年誌の方に移行していったみたいですね。収録作の「大江戸桜吹雪」は少年誌の名残が残っている感じです(笑)

「クロコダイル・ダディ」と「Fへの帰還」はラスイニが完結した後くらいに読み切りで描いていて本誌でも読んでいました。鳴り物入りでプロに入ったスターと40歳を越えても4番として君臨するベテランの話とミュージシャンを夢見て上京したものの夢破れてくすぶる男の話です。「虎風想 僕と彼女とタイガース」も最近の作品だったみたいですが読み逃していたようです。

「仁義のJ」はJリーグが開幕したばかりの頃に描いていたようでその時代の流行りというのも分かりますね(笑)今スポーツにヤクザを出すのはマズイでしょうし何かと緩い時代でもありました。そういう意味ではラスイニもかなり際どいタイミングでしたよね。

「ペンぱらエース」は漫画家が指にできたペンダコを使って魔球を投げてプロ入りするという設定が笑えます。ちょうど阪神にいた頃の新庄選手と対談した時で作品の中でも新庄をモデルにした選手が登場します。そして阪神への熱い想いも描かれます(笑)6作中3作が野球ということでやはり野球が一番好きなようですね。

少年誌時代は熱血とギャグを前面に出していた感じですが青年誌に移って段々と落ち着いてきた気がします。でも根っこの部分では変わらずに熱血は今も健在ですね。「WILD PITCH!!!」の連載も楽しみにしてます。



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