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送魂の少女と葬礼の旅 1巻 【穢れながら、傷つきながら、少女は魂を送り続ける】
2019/04/21 09:09:00 |
徳間書店 |
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神が地上に与えた恵みの種・精霊。彼らは人々に恵みを与えると同時に命が潰えた時には周囲に呪いを振りまいてしまう。呪いを祓える送儀師の少女・アルピは精霊を弔いながら連絡が途絶えた両親の手紙を辿って旅を続ける。精霊の恵みに感謝し、呪いの痛みに耐えながら魂を送り続ける少女の幻想葬礼紀行録、第1巻!
送儀師のアルピと助手のペレナイは旅をしながら立ち寄る村などで命が尽きて呪いを振りまく精霊を弔い、浄化する依頼を受けます。精霊が振りまく呪いを浴びながら祓う姿はもののけ姫の祟り神のシーンを思い出させますね。恵みを与えてくれる一方で精霊が潰えた時は呪いによって大地を枯らしてしまうため精霊は畏敬の念を抱かれています。中には精霊を力を利用しようとする権力者もいますが・・・
普段は少女らしい行動を見せるアルピも精霊と向かい合う時は送儀師の顔となります。しかし、呪いに耐性のある選ばれた人間しかできない仕事とはいえ毎回焼けつくような呪いを受けながら魂を送る儀式は痛々しいですね。それでもアルピは決して弱音を吐かず、笑顔を絶やしません。内容紹介を見て少し暗めの話かと思いましたが普段は明るく、送儀は厳かに・・・という感じです。
送儀師の両親の足跡を辿って旅をするアルピのお供をするペレナイはアルピをお嬢様と呼ぶくらいですから執事みたいな存在なんですかね。初老?くらいなのに重い道具箱をヒョイっと担いだりと意外とマッチョです(笑)
1巻は世界観や精霊と人の関係などの説明がメインという感じで本格的に話が動き出していくのは次巻からでしょうか。美麗な絵柄と送儀師や精霊などの用語が出てきますがわかりにくい専門用語などもなく、読みやすいと思います。精霊を弔う場面が見せ場で派手なアクションもありませんが呪いに傷つきながらも感謝の気持ちと共に送り出そうとするアルピの姿も見所です。次巻では他の送儀師なども登場するようですしもう少し世界が広がっていきそうですね。



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