水木しげるの古代出雲




「わたしの日々」 と一緒に以前刊行された単行本が文庫化されていたので一緒に買ってみました。鳥取で育った水木先生は幼少時によくお隣の島根県に連れて行かれてました。神々が住まう島根県沖の隠岐の島は武良家(水木先生の本名)のルーツでもありたびたび出雲族風の青年が夢枕に立って無念を水木先生に訴えてきます。古事記に描かれた国譲りの真相に迫る水木版・古代出雲史です。

神話をベースに描かれているので荒唐無稽な部分もありますが最近の発掘調査も絡めて水木先生の考察が描かれます。安彦先生の「ナムジ」 のように物語としてアレンジしているわけではないのですが古事記や出雲風土記を元に大国主を中心として出雲の盛衰を描いてます。これまで築いてきた国を譲るというと穏便な感じになりますが実際はもっとドロドロしていたものだろうと水木先生は考察します。水木先生は狂言回しとしても登場しますけどその行動などが面白いんですよね。


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