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しょうあんと日々。　1、2巻　【軍艦島で人間を待つ硝安ダイナマイト擬人化の物語！】

2020/02/28 22:54:52 | メディアファクトリー | コメント：0件

かつてはたくさんの人々が暮らしていた炭鉱の島で今や世界文化遺産の軍艦島。人がいなくなって数十年の時が経ち、荒廃が進むこの島で炭鉱で使われていたダイナマイトの1つが少女の姿となって暮らしていた。人が暮らしていた頃の姿に憧れて、見よう見まねで廃墟の中で暮らすちょっぴり不憫なかわいそかわいいダイナマイト擬人化漫画、1、2巻同時発売！

「どくろさんが見ている」、「老女的少女ひなたちゃん」などの桑佳あさ先生の新作です。今回の主人公は何とダイナマイト！人が立ち去ってから数十年の時が経った軍艦島でダイナマイトが意志を持ち、少女の姿となって廃墟と化した軍艦島で1人暮らしています。

過去の記憶から人間たちの暮らしを再現しようとするのですがそれが何を意味するのか分からないといった状態なので基本的には見よう見まねです（笑）でも誰も指摘する人がいないので間違った使い方でも本人は満足げですね。

1人孤独に暮らしている･･･かと思いきや他のダイナマイトも少女化してしょうあんの前に現れます。炭鉱爆薬のさくらやうめちゃんはずっと勘違いしたまま暮らしているしょうあんよりもすぐに人間の暮らしを理解しています（笑）でもさくらは爆薬なのに爆発しないことに疑問を持って自ら爆発し、うめちゃんは人間に興味を持ちすぎて調査に来た船に乗り込んで軍艦島を脱出してしまいしょうあんはまた1人となるのでした。

しょうあんも人間の暮らしに憧れはするのですがいざ人間が現れると恥ずかしくて隠れてしまいます。うめちゃんのように人間自体に興味があるわけではなくて賑わっていた頃の暮らしに憧れている感じなんですかね。うめちゃんに誘われても家族として一緒に暮らしているぬいぐるみやロケットの姿がちらついて島を出る誘いを断ります。

そんなわけで実は人間もちらほらと現れているんですよね。今もまだ一般の見学とかはできるんでしたっけ？人間たちが残した遺物を拾ってはかつての暮らしの思いにふけるちょっぴり不憫でかわいいしょうあんは果たして人間について分かる時がくるでしょうか。

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