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乾と巽ーザバイカル戦記ー 3巻 【混迷するシベリア情勢、乾の敵はゲリラ以外に味方の中にも・・・】
2020/04/26 10:00:00 |
講談社系コミック |
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ウラジオストックの劇場で再会した乾と巽。反革命勢力を指揮するセミョーノフの護衛につく乾は革命軍により圧政から解放されるのを望む民衆の姿を見て自分の任務に疑問を持ち始める。シベリア派兵に参加する各国首脳の会談も不発に終わる中、前線に戻った乾はゲリラ掃討の任に着くが・・・。
前半は前巻からの続きでウラジオストックの劇場での出来事が描かれます。激情家のセミョーノフは芝居の内容に激高したりと1人場違いな存在です。さらに護衛の乾が劇中の銃声を襲撃と間違えて飛び出して乱闘騒ぎとなってしまう事態にも・・・こうした大立ち回りは安彦先生の作品ではわりとお馴染みの場面ですよね(笑)
一方、巽はロシア語を学んでいたジェーニャとも再会できますがこうした状況で記者である巽とは何も話せないとそっけない態度。巽が想い人といるのを見た珠子さんは嫉妬の炎を燃やし、すごい形相を見せる場面も(笑)
後半では乾が前線へと戻り、再び革命派勢力との戦いに身を投じることとなります。しかし、部隊に戻ると部下が訓練中に負傷して失明したと報告を受けます。砲に粘土を詰められて暴発したのですが黒井大尉にはこれからはこういう戦いにもなっていくと警告され、前方の敵とともに後ろからの銃口にも注意を余儀なくされるのでした。
シベリアへ派兵している各国の首脳が集まって会談する場面もありますがもともとの目的とは別にそれぞれの国の思惑も見え隠れします。日本では米騒動の一件から新たに原内閣が成立し、シベリア情勢も新たな局面を迎えようとしていましたがそれが前線で戦う乾たちにどう影響してくるのでしょうか。
乾と巽は軍人と記者ということもあるのであまり直接関わることがないですね。乾が戦場で戦う場面は反革命軍の負の側面もあり、臨場感があるのですがもう少し巽が記者という立場で見たシベリア出兵が描かれるといいんですけど。



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