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老女的少女ひなたちゃん　8巻　【サダヲと過ごす初めてのキャンプ、夏休み最後に訪れる最高の思い出！】

2020/05/21 20:21:49 | 徳間書店 | コメント：0件

花火大会でサダヲとの未練を断ち、記憶も失うかと思ったらばっちりと覚えていたひなた。覚悟を決めていただけに拍子抜けするけど思わず顔がにやけてしまう。そんな夏休みを過ごす中でサダヲとキャンプに行くことに！？サダヲと過ごす夏休み最後の思い出は･･･

前巻の花火大会で意味ありげに意識が遠のくひなたですが気を張りすぎて眠ってしまっただけでした。当然これまでの事やサダヲの事もばっちり覚えています。そうなるとまだやり残したことがあるということなんでしょうか。今まで通りに夏休みを過ごしていいものかと思うひなたですがサダヲの事を思うと自然とにやけてしまうのでした（笑）

お隣の山森さんは何かとひなたの家にやってきますがそこでひなたに意味深な言葉を言ってきたりも･･･何と彼女も生まれ変わりだとひなたに打ち明けてきます。未練がなくなって前世の記憶はなくなった朔夜のような子もいれば山森さんのようにずっと前世の記憶を維持したまま生きている人もいることになりますね。片言っぽいしゃべり方もその名残なんでしょうか。

そんな中で夏休みの最後に家族や友人とキャンプを行くことになりますがそこにサダヲと山森さんも加わることに。サダヲの家族と呼べる人はいないという言葉に寂しさを覚えるひなたですが前世でサダヲにしてあげられなかった事を一緒にすることで家族の思い出を作ろうとします。

恒例の兄的男子はるとくんでは小学生らしい一面もあった遙登の若かりし？日が描かれます。今のようにクールキャラとなったのはやはりひなたの影響でした（笑）美鳥ちゃん回は少ししんみりしがちな本編とは違うテイストで本編のいい緩衝材となってます。

これまでだいぶサダヲとの距離が近づいていましたがキャンプの一件でさらに縮まった感じですね。記憶が残ったままの山森さんの存在が今後のひなたの行動にどう影響していくか楽しみです。

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