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モンスター娘のいる日常　16巻　【雪緒の温泉旅館を手伝う公人たち、その仕事は混カツのサポート！？】

2020/06/13 10:00:43 | 徳間書店 | コメント：0件

黒須さんに頼まれて、雪緒が営む温泉旅館の手伝いに行く公人たち。そこでは混浴施設を利用した人間と異種族娘のホームステイマッチング活動、通称混カツが盛んになっていた。その中で行きすぎた行為をするお客もいるため、公人たちはその監視を頼まれるが･･･まるまる温泉編の本編に吸血鬼シェアハウスの特別編も収録された第16巻！

ということで今回は本編まるまる温泉旅館バイトの話となります。最近は異種族との交流を推し進めようとする国の動きに対して公人たちが黒須さんに仕事を手伝わされるというパターンが多いですね。ミーアたちは混浴で交流するお客さんの中でイキすぎた行為に及ぶ連中をそれとなく注意を促す監視員の仕事をすることになります。意外とパピの率直な質問攻めが効果ありましたね（笑）

ラク姉さんと同族のアラクネ族も団体さんで現れたり、前巻に登場したミーアの友人達もやってきたりで公人たちは対応に追われて大忙しです。モンスター娘たちは性に奔放な上に裸同士の付き合いとなると盛り上がってしまうのは致し方ないかもしれませんね～しかし、そういう人達は注意を受けつつ、規則やルールを守りながらちゃんと愛を育む人たちもちゃんといます。

ただ、色んなモンスター娘が登場するのはいいのですがメインのミーア達が完全に脇役となってしまっているのがちょっと残念ですかね。公人が結局ハーレム状態のまま手は出さない状況なので他のモブ男性とモンスター娘とのイチャラブになってしまいがちです。吸血鬼シェアハウスのような番外編的な感じならいいんですけどそれを本編まるまるでやってしまうとミーア達が主人公の意味がないように思えます。前巻のように故郷へ帰るとかならいいんですけど･･･

巻数もかさんできましたし何なら一度公人とミーア達の話は一回締めて、新たなシリーズを始めてもいいんじゃないですかね。ミーア達もチラッと出るとかで。

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