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機動戦士ガンダム　サンダーボルト外伝　４巻　【戦車兵の誇りを胸に･･･ガンタンク、大地を駆ける！】

2020/07/02 20:45:00 | ガンダム | コメント：0件

本格的にMSが配備され始めても連邦軍大尉クリードは戦車兵の誇りを胸にRX-75 ガンタンクに乗り続ける。そんな中、前線視察へやってきたアーネスト副長官とその妻・サマンサがジオン軍の急襲を受けて孤立。クリードと砲撃手ソニアが駆るガンタンクは救出作戦に参加するが･･･巡洋艦の調理場で戦うもう一つの戦場を描いた「戦闘糧食」など未収録となっていた回も収録されたフルカラーのサンダーボルト外伝、第４巻！

全編フルカラーで描かれる外伝の４巻目です。今回は表紙の通り、ガンタンクが主役！スパルタンにも同乗したクリード大尉と砲撃手のソニア中尉が前線視察へやってきてジオン軍ゲリラに襲撃を受けた政府高官のアーネスト副長官とその妻・サマンサの救出作戦に出撃します。

戦闘はガンタンクとドム･レゾナンスとの戦いで武骨な地上戦が描かれる一方で人間模様ではクリード大尉と元妻であるサマンサとの過去が描かれ、前巻の外伝とは打って変わって大人なガンダムとなっています。コンビを組んだばかりのソニア中尉もクリート大尉と死線を越えて良き相棒となってきます。本編ではサイコ・ザク追撃作戦にも参加していますが宇宙でのガンタンクの運用は限られると思うのでどんな活躍を見せるのか楽しみですね。

メインはクリード大尉のガンタンクですが初期の外伝作品で単行本に収録できなかった「戦闘糧食」と「The color of memories」も収録されています。どちらも読み逃していたので収録されていてよかったです。最近はメイン以外のキャラを掘り下げる形が多かったですがこうした知られざる戦場で戦う兵士たちが描かれるのが外伝の真骨頂ですよね。特に「戦闘糧食」はサラミス級巡洋艦の調理場というもう一つの最前線での戦場で外伝らしい作品でした。

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