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GROUNDLESS-竜騎兵と彼の恋人- 9巻 【離反した戦車隊制圧のために騎兵シュバーハンが闇を駆ける!】
2020/08/15 09:00:00 |
その他青年誌系コミック |
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開放市民軍盟主・リビンダを討ち、ダシアに帰還して称賛を浴びるダシア自警団。勝利の余韻に浸って休暇を満喫するソフィア達であったがミャビヤム牧場地帯に駐留していた島軍のレジーナ戦車隊が開放軍残党とともに牧場を占拠したとの連絡が入る。そこは、シュバーハンと愛馬のララの故郷で・・・二台の戦車相手に自警団と騎馬が戦場を駆け抜ける!
盟主のリビンダを討って開放市民軍との戦いにひとまず終止符を打ったダシア自警団は街に戻ると歓声に包まれます。狙撃兵としての身分は隠し、代理の広報ガールとして歓待を受けるソフィアは敵の親玉を倒したということでいつになく高揚しています。今の立場に追いやった張本人とも言える相手を倒したわけですから浮かれる気持ちは分からないでもないですが両陣営の内情を見ている読者目線からは複雑ですね。
勝利に沸く兵士たちですが前巻でシュバーハンの牧場を焼いた暴徒たちの中にアーネストがいたことに気づいたシュバーハンは彼を呼び出し険悪な雰囲気に。しかし、一発殴った後は部下として仲間の命を守ると言い残して思った以上に後に引くことはありませんでした。とはいえ、前と同じような関係とはいかないでしょうね。
そんなわけで今回の主役は表紙にもあるように騎兵のシュバーハンとその愛馬・ララとなります。他の兵士とは違い、騎兵としても活躍していたシュバーハンのルーツや牧場時代の話などが描かれつつ、その牧場を舞台に戦車兵たちとの戦闘が始まります。闇夜の中の戦車との戦いは迫力ありました。
以前の戦闘で足手まといだったメルシアも何だかんだでシュバーハンとよく組むことになりますよね。今回も怖じ気づいていた所をシュバーハンに叱咤されますが最後の最後で吹っ切れることができたでしょうか。
シュバーハンは戦闘の中では輝く存在だけどユズハ絡みだとダメ男となってしまうのがこれまでの定番でしたが今回は主役だけあって輝きっぱなしでした(笑)過去も描かれてさらにキャラが深まりましたね。そういえば以前にもユズハがハンゾーと呼んでいたことがあった気がしましたがそれも今回で分かります。
そして次巻ではユズハの話となるようです。多少自警団の救護員となった経緯は語られていましたがメインの団員たちの過去も掘り下げられていって物語により深みが増していると思います。まだまだ混迷していきそうなこの戦乱にユズハのエピソードがどう絡んでくるのか楽しみです。ソフィアの影はどんどん薄くなっている気がしますが・・・そのせいか食いしん坊キャラや戦闘狂キャラな部分が目立つようになってる気がします(笑)
あとがきでは編集者との仕事の仕方で色々あったことが書かれていて、連絡は取りつつ1人でやっていく形式となったようです。今回のクオリティであれば今のやり方で全然問題ないですね。そんなこともあって刊行期間が空いてしまったようですが毎回ある程度話に区切りがついているので期間が空いてしまったのも特段気にならず、早いに超したことはないですが次巻も無理のない範囲で出してもらえればいいかと思います。



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