あくあわーく 1巻 & びわっこ自転車旅行記

  


「女子力向上カツドウキロク」の大塚志郎先生の新作、カナヅチだけど魚に好かれる体質の新人水族館員ナナとその仲間たちを描く水族館4コマと実体験をもとに東京→滋賀の道のりを自転車で帰省する旅行記が同時発売です。

幼いころに水槽で魚と泳ぐ水族館員に憧れて夢海水族館の職員試験に来た小坂ナナ。魚への愛情はあるものの実はカナヅチ!不採用の危機でしたが実技担当の深溝カヅキは彼女の魚を引き付ける才能、「魚運」に可能性を見出し見事採用となるのでした。

夢海水族館は架空ですが作中ではリニューアルしたサンシャイン水族館のお手伝いに行ったりもします。夢海水族館も結構施設が充実してそうですね。かわいい女の子たちの水中パフォーマンスもありますし(笑)その中でナナは酸素ボンベを使えば潜ることができますが基本はカナヅチなのでそれが名物となったりもします。

最近は現実でも水族館で色々と催し物をしてますよね。作中にもあったお泊りツアーやナイトアクアリウムとか。昔はクラゲやダイオウグソクムシで人が呼べるなんて思いもしませんでした(笑)水槽の前で食事というのは薄暗くてムードはいいかもしれませんがお魚料理はちょっと食べにくそうです。カヅキの身内のプロポーズを後押ししてあげて恋愛成就のデートスポットとしようとしたりとヤヨイ副館長の商魂がたくましすぎます。

他にも個性的な同僚がいて元水泳選手でイルカ好きだけど魚が嫌いなためエサをあげれないのでイルカには嫌われているイルカトレーナーのマイコ、ペンギンなど鳥類飼育担当のコトリとその後輩のマミズ、お金にうるさい副館長のヤヨイがいます。エース潜水士のカヅキも水中では優雅ですが実はイルカ嫌いで他の魚は大好きですが魚からは避けられる魚運のなさや水から出ると意外とポンコツだったりとみんな何かしら欠点があったりしますがそれを補って有り余るほどの個性が集まっています。

ちょっとドジですがひたむきに頑張るナナをはじめそれぞれ得意な分野では輝いているスタッフたちが可愛いです。他にもスタッフはいるでしょうから新キャラにも期待したいですね。



「びわっ子自転車旅行記」は冒頭に書いたように東京から滋賀間を3泊4日、自転車で帰省するという3姉妹の旅行記を描きます。滋賀県は日本最大の湖、琵琶湖がある県ですが県民の2人に1人は自転車で琵琶湖を一周したことがあるというほど自転車魂溢れる県民性のようです(笑)東京に3人で住むタカミ、シホ、コンの姉妹は日頃の運動不足解消のために性格も仕事も違う3人ながら唯一共通の趣味である自転車で実家のある滋賀県へと旅立つのでした。

ろんぐらいだぁす!に登場する沙希は自走で広島まで来たりしてましたが彼女は将来フランスの大会などに出たいというガチな思考の持ち主で今回登場する3姉妹は自転車好きではあるもののこの旅行に思い至った理由も太ったからということなので体力的につらいのは明白です。でも次女のシホは北海道まで自転車で行ったりとロングライドの経験もあるようなのでお調子者のタカミ、しっかり者のシホ、天然お気楽なコンでお互いに助け合っていきます。疲れがピークに達するとかなり険悪になったりしますけど(笑)

帰りはどうするんだろうと思ってましたがまさかの父親の車で帰るというものでした(笑)まぁ、行きだけであんな満身創痍なんですから帰りは無理ですよね。お母さんのこの漫画の根幹を否定する一言が3姉妹に虚しさを与えます。まぁ、でもこういう話は後々いい思い出となりますよね。

描き下ろしには次女のシホが学生時代に自転車旅行へ行くきっかけとなったエピソードが描かれます。本編でも2人をまとめてましたし彼女が主役って感じですよね。時に姉と妹に助けられもしますが旅行中の2人への心配りが素晴らしいです。

ちょっとした距離なら少しくらい道を間違えてもリカバリーできますが体力の限界ギリギリだとその間違いが命取りになったりするんですね~個人的には道を間違えても別の道で行けばいいやと思いますが距離が距離ですからそういうものなんでしょうね。道に迷ってあらぬ方向へ向かっていたなんてこともありますし。
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