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行進子犬に恋文を　5巻（完）　【もっと私のことだけを見てください】

2020/09/29 20:14:59 | 百合作品 | コメント：0件

運動会後に突然加賀美が模範生徒から外されたことを告げられた犬童。納得がいかない犬童は加賀美の制止も聞かずに理由を尋ねに行く。そして、真相を確かめるために奔走していると加賀美の母であり、犬童にとって大切なおばさんに行き着いて･･･将校を目指す少女たちの軍国ラブストーリー、完結！

加賀美が模範生徒から外されて気落ちする犬童、代わりの模範生徒には大葉がやってきて長谷部は逆に浮かれています。そんな長谷部に三春は鉄拳制裁します（笑）犬童をフォローするためだとは思いますが豊岡少佐との一件で少したくましくなった三春でした。

一方モヤモヤが募る犬童は真相を突き止めようとすると加賀美の母親＝おばさんに行き着きます。加賀美と供におばさんを尋ねると早々に親子同士で険悪なムードに。その中で加賀美が犬童には隠していた犬童の母・ちよとの間にあった話を打ち明けるのでした。

最終巻で一気に盛り上がるという感じではなかったですが犬童の言葉で加賀美の心に引っかかっていた胸のつかえを取り除き、犬童も加賀美に母親とは関係なく自分だけを見てほしいと自分の想いを伝えます。その後2人がキスする場面ではお互いの表情がたまりませんね。幼年学校が舞台なので終始イチャつくという感じではありませんがそうした中でふと見せる百合模様が楽しめました。

欲を言えば稲石の活躍をもうちょっと見たかったかな～また次回作に期待してます！

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