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あやかしこ　8巻（完）　【妖たちと暮らす日常がいつまでも続くと思ったけど･･･】

2020/10/23 21:05:04 | メディアファクトリー | コメント：0件

突如あやかし荘に真帆路の母親がやってきて驚く真帆路。久しぶりの親子水入らずで外食に出かけると玖雨狐たちは後をつけることに。昔と変わらず過保護過ぎる母親にうんざりすることもあるけど家族の温かさも感じて･･･妖と人間が過ごすのんびりまったりライフ、完結！

母親と久しぶりに再会した真帆路、自分のわがままで母親には迷惑をかけてしまったと負い目があるようですがそれは母親も同様で妖が見える真帆路から笑顔を奪ってしまったことを後悔しています。そこで世界を回りながら各国の妖について調べるなど真帆路に寄り添おうとします。

母親との再会以外はいつも通りまったりな日常が描かれていきますが真帆路は急な高熱に襲われて倒れてしまいます。夢の中で祖父母が出てきて目が覚めますがあやかし荘に戻るとみんなの姿が見えなくなっていて･･･といつまでもこの妖との日常が続いていくかと思いきや突然の別れが訪れます。まだ実感がわかない真帆路はいつか祖母のように見えなくても感じ取れるようになるのだろうかと黄昏れますが･･･

これまで当たり前のように一緒にいたのが突然見えなくなるのは辛いですね。それだけに最後の演出は泣けました。ただ、最終回とその前の回でいきなり話が進み始めたのでいきなり感がちょっとありましたね。母親が登場してから少しずつネネたちの姿が見えにくくなったりとか数話かけて予兆みたいなのがあればよかったんですけど。

真帆路と妖たちの暮らしはのんびりまったりとした雰囲気でいつまでも続いていくような感覚だったので終わるのは寂しいですね。また次作を楽しみにしてます。

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