破壊神マグちゃん 1巻 【浜辺で出会ったのは破壊神！？封印の力でキモ可愛い姿に！】

かつては世界を支配し、聖戦によって人類に封印された太古の破壊神・マグ＝メヌエク。時は流れ、田舎町で暮らす中学生・宮薙流々は浜辺で封印された宝珠を拾うと封印が解けてしまう。そこに現れた破壊神の姿はかつての面影はなく･･･危険だけどキモ可愛い！？混沌と安穏にまみれた破壊神コメディ、第1巻！

中学生の女の子・流々が浜辺で潮干狩りをしている最中に出会ったのは･･･なんと破壊神！しかし、人間との戦いで宝珠に封印されると力の大半を失ってしまい、かつてのおどろおどろしい姿は見る影もなくメンダコのような姿に･･･。小さくなっても破壊神というだけあって何でも破壊しようとするのですが力を使うと体がついていかずに干からびてしまいます。

そんな物騒だけどキモ可愛いマグ＝メヌエクことマグちゃんと田舎の中学生・流々が繰り広げる混沌ほのぼのコメディです。流々は父親を早くに亡くし、働きづめの母親に代わり家の事をしていて生活に追われているためかマグちゃんの存在もあっさりと受け入れます（笑）元々明るい女の子ですが家でいつも一人だったのは寂しい部分もあったようでマグちゃんとの暮らしは何だかんだで楽しそうです。

流々と幼馴染で流々の事が好きだけど上手く言えない思春期な錬やマグちゃんと同じく力を失った太古の神・ナプタークことナプタくんなども登場します。マグちゃんやナプタくんはうねうねしてキモい部分もあるのですが何か動きが可愛かったりするんですよね。

登場するキャラはともかく、内容としてはほのぼのコメディという感じなのでてっきりジャンプ+辺りで連載しているかと思ったら正真正銘週刊少年ジャンプで連載中だったんですね。そういえば後半にはかつて戦っていた聖騎士団の末裔・イズマが登場してバトル展開っぽくなっていました。のどかな田舎町に場違いなキャラでしたけど。ガチな世界観じゃん！というセリフが笑えました。

週刊少年ジャンプでこういう作品は珍しいと思うので長く続いてほしいですね。

　　

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破壊神マグちゃん 1 (ジャンプコミックス) (日本語) コミック – 2020/11/4