ツインズシング 1巻 【解散した高校生バンドが再びステージで轟音を鳴らす！】

高校生バンド・ツインズシングとして活動していた双子の晴音と詞乃、従兄の翔だったが翔の大学進学をきっかけにいきなり解散宣言！口コミでファンも増え始めていた所で双子の突然の宣言に翔は東京の大学に行ってもくすぶり続けていた。そこへ双子が居候として翔の下へやってきてから事態は急展開し･･･奔放な双子と眼鏡男が繰り広げる本格青春バンドストーリー、第1巻！

玉置勉強先生がゴリラスロウ名義となって初めての単行本となります。そこに至る過程は詳しくは知りませんが色々あったようですね。いち読者としては先生の作品をまた読めて嬉しい限りです。

物語は高校生バンドとして多少名の知れた存在となっていたツインズシングがいきなり解散宣言する所から始まります。ギター兼ボーカルの晴音とベースの詞乃の双子に巻き込まれて始めたバンドが突然の解散宣言に驚く翔、その理由が自分の腕のなさだと感じると再び2人とバンドを組むためにドラムの練習に明け暮れるのでした。

一方、晴音と詞乃も専門学校に通うために翔が住む家に居候として転がり込んできますがバンド再結成の気はなさそう･･･しかし、翔の熱意が伝わったのか再びステージに立とうとする双子はそこでバンド解散を決めた理由を話します。

解散してから再結成まで色々あるかと思ったら2話ですぐに決まっちゃいましたね（笑）そこからは以前のツテなども使ってライブに参加したりとスピーディーに物語が展開されます。バンドやライブハウスなどの裏側が詳しく描かれていてこれからバンド活動を始めたり、ライブに出るなんて人は参考になるかもしれませんね。

さらに、同じライブに参加していた元プロの住田と出会い、酒の席で醜態を晒した後にツインズシングのメンバーに参加させて欲しいと連絡してきて･･･という所で次巻へ続きます。初登場時はそんな重要キャラじゃなさそうでしたががっつりと本編に絡んできそうです。過去について言われるのが辛い翔にとっては住田が色んな意味で人生の先輩となりそうですね。一度夢破れた住田がメンバーに加わることでツインズシングにどんな化学反応が起こるのか楽しみです。

既刊の感想はこちら

　　

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ツインズシング (1) (MeDu COMICS) (日本語) コミック – 2020/11/30

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