パトラと鉄十字 3巻 【作戦名「クレオパトラ」！古の都・アレクサンドリアに進撃せよ！】

クレオパトラに鼓舞され、エジプト解放作戦を実行するドイツ軍・アフリカ軍団のカイゼル将軍。クレオパトラの名を冠した作戦名で要衝エル・アラメインへ大攻勢をしかけ、イギリス軍が支配するアレクサンドリアへと進行する。クレオパトラは二千年の悲願を果たすことができるのか！？

イギリス軍に反撃するべく、カイゼル将軍が指揮するドイツとイタリアの枢軸軍の反攻作戦・「クレオパトラ」が実行されます。初手の奇襲によって優勢に事が運びますがイギリス軍も立ち直り、アントニオ率いる戦車部隊は捕虜に･･･

一方、カイゼル将軍に女王自らアレクサンドリアへ一番乗りをするための作戦を考案するクレオパトラですが彼女を崇拝しているカイゼル将軍も流石に反対します。降下猟兵旅団のギュンター中佐も一笑に付しますがクレオパトラ・ぱわ～によってイタリア海軍の潜水艦に乗り込むことに。

細かい作戦はよく分かりませんがとにかくクレオパトラをアレクサンドリアに一番乗りさせようということのようですね。捕虜となったアントニオもホルスが見つけ出して強引に連れ戻してクレオパトラと同行させます（笑）

戦車が縦横無尽に走り回り、航空機が飛び、潜水艦まで登場して迫力ある戦闘描写が今回も多いですがその中でクレオパトラのコミカルなキャラがシリアスになりすぎずにいいアクセントとなっています。戦闘航海中の陸上戦艦の上でお風呂に入ったりと相変わらずやりたい放題です（笑）ただ、時に見せるカリスマ性によってお堅い軍人たちも彼女のために命をかけて戦おうと思うのでした。お風呂中にふと言っていたアムスの本当の姿も気になりますね。今の姿がいいのはクレオパトラと同意見ですけど。

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