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百鬼夜京 2巻 【りなへのリベンジに燃える葵と炎堂、学校内では事件も起きて・・・】
2020/12/27 22:28:16 |
その他青年誌系コミック |
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霊を偏愛するりなに霊力を奪われてしまった葵と炎堂。しかも彼女が同じ学校でさらに後輩だったと判明する。りなへのリベンジに燃える2人は狐猫によって中有に連れられ、髪への怨念を持つ霊から簪を奪う特訓をすることに。その最中、学校では怪我人が出る霊被害が出始めて・・・京都を舞台に繰り広げられる人間VS霊の和風ファンタジー、第2巻!
前巻ラストで葵と炎堂の霊力を奪ったりなが同じ高校の生徒だと判明します。しかも葵たちの後輩で何も知らなければ大人しい可愛い女の子です。時折本性も出ますけど。
霊力を奪われて霊蟲と戦う術がない葵と炎堂ですがひとまずりながいるので安心・・・かと思いきや学校内でも事件が起きてしまいます。霊蟲の無念を食べる大物の存在を狐猫から聞いた葵と炎堂はりなに先を越されないためにも霊力を蓄えようと中有に修行へ向かうのでした。
りなはデレたわけではなさそうですが強力な霊蟲に協力して戦ったことで少しは2人に対して心を開いた感じですかね。学校では大人しい格好の一方で霊蟲との戦いでは派手な姿になるのも葵同様に何か事情がありそうです。戻河童の意味深なセリフやラストに登場した他の風葬地・鳥野辺班の尸が言っていた五体不具穢などまだまだわからないことが多いですね。それにしても炎堂は葵と供にダブル主人公だと思っていましたが2巻の表紙はりなに取られてしまってちょっとかわいそうです(笑)
葵たちのかけあいはコメディ色が強いですが先生が拝鎌になってしまうシーンなどはおどろおどろしかったです。乞毛は結構可愛く描かれていましたけど。霊蟲はリアルに描かれているので虫が苦手な人だとキツイかもしれません。今後も人が抱える悩みが霊蟲によって増大して襲いかかってくるという形になっていくんですかね。他の風葬地班である尸がどう関わってくるのかも気になります。



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