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もういっぽん！　11巻　【全ては最高の友人であり、ライバルと戦うため！強敵相手でも辿り着いてみせる！】

2021/02/11 19:56:14 | 秋田書店系コミック | コメント：0件

高校選手権個人戦、全員が同じ52キロ級で「リスペクトバトルロワイヤル」に挑む未知たち。未知と戦うことを目標にする早苗は2回戦で強敵・榛原と対戦する。打倒・天音を掲げ、寝技を得意とする榛原の猛攻にさらされるが絶対に戦いたい相手がいる早苗は落ち着いていて･･･未知がいたからここまでこれた、だからこそ負けたくない！最高の自分でライバル達に挑む11巻！

早苗が未知と戦いたいと同じ階級にしようとして始まったリスペクトバトルロワイヤル、強敵の榛原を迎えても早苗はいつものような自信のなさは見えません。試合前に天音に聞かされた言葉も大きく影響してましたよね。優勝候補でもあった榛原に堂々とした戦いぶりを見せます。榛原も天音と戦うために部員1人でありながら努力を重ねてきましたが未知と戦いたい、だからこそ目の前の相手に集中していた早苗の方が勝利への執念が勝っていました。

未知と早苗の試合もこれまでとは違う緊張感で試合前には意外にも未知の方がソワソワします。それでもやっぱり未知が優勢かと思っていましたが･･･予想外の決着に驚きました。

2人の試合が濃密に描かれた分、他の面々はちょっと巻き気味でしたかね。でもその中で色々な想いで戦う選手達の姿が見られました。青葉西の団体戦もちゃんとした試合で見たかったですね～

結局個人戦で表彰台独占は夢に終わりましたが最高にカッコよくなるという目標は達成できたと夏目先生は言ってくれます。実際未知と早苗の試合で録画も忘れて見入るほどでしたしね。大会が終わってお楽しみのパフェを食べる未知たち、また練習の日々に戻ることになりそうですが何やら新キャラが加わりそうな雰囲気を匂わせて次巻へと続きます。天音は見た覚えがあるようなので中学時代にそれなりに活躍した子なんでしょうか･･･永遠とはまた違うぼっち気質な感じですが（笑）

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