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しょうあんと日々。　3巻（完）　【楽しくも孤独な軍艦島ライフ、新たな家族が加わる！？】

2021/02/28 20:54:56 | メディアファクトリー | コメント：0件

かつてはたくさんの人が暮らしていた炭鉱の島、世界文化遺産・軍艦島。人がいなくなって数十年経ってもかつて栄えた日々の痕跡は残るこの島で1つの硝安ダイナマイト・しょうあんが少女化して暮らしていた。途中で出会ったダイナマイト仲間との別れを繰り返していく中でこの島が無くなってしまった時に自分はどうすればいいのか考えもして･･･ちょっぴり不憫なかわいそかわいいダイナマイト擬人化漫画、完結！

島に残っていた絵日記などを元に暮らしているしょうあんは理解しているかどうかは別としてそれなりに人間の生活を再現します。島の探検をしていく中で老朽化している様子が描かれたり、たまにやってくる人間の中にはアレな若者もいたりすることはしょうあんが知る由もありませんがそんな出来事に遭遇してドキドキしたりしています。

ある日、どこからか迷い込んだ猫と遭遇しますがその姿にしょうあんは驚いてしまいます。その後、絵日記に描かれていたペットにこんな姿があったと思いだしてみゃーちゃんとして家族に迎え入れるのでした。ぬいぐるみ達とは違って動物なのである程度意思の疎通はできますし、獲物を狩る能力はみーちゃんの方が上ですね（笑）みゃーちゃんにまたがるしょうあんの姿が可愛いです。

しばらくはみゃーちゃんと一緒に過ごすようになりますがお腹を空かして弱っていたみゃーちゃんはやってきた人間に保護されることに。そこでも姿を見せることができなかったしょうあんはまたぬいぐるみ達との生活に戻ります。そんな生活を続けていく中でしょうあんはずっとこのままこの島にいるのか考えると思わず泣き出してしまうのでした。

しょうあんの軍艦島での日々はしばらく続いていきそうですね。人間がやってきても相変わらずドキドキしてしまい、姿を見せることはためらってしまいます。まぁ、見せたら見せたで大騒ぎになってしまうので軍艦島に住む妖精さんのような立場でずっと見守っていて欲しいですね。しょうあんが過ごしていく中で軍艦島のプチ情報などもあったりしましたがどうせだったらもっとガッツリやってもよかったと思います。そうなると掲載誌のカラーと合わなくなってしまいますかね。

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