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シャドーハウス　7巻　【ケイトが班長に抜擢！？謎に包まれていたクリストファーの過去が明らかに】

2021/03/18 22:20:01 | 集英社系コミック | コメント：0件

亡霊騒ぎの首謀者、マリーローズと従者のローズマリーを捕らえて一連の騒動を収束させたケイトとエミリコ。その功績から星つきのバーバラからマリーローズに代わり班長に任命される。一方、連行されたマリーローズたちは大人の館でエドワードに引き渡されるが･･･明かされるクリストファーと彼の生き人形の過去、新たな班編制の下で様々な思惑が交錯する第7巻！

表紙にバーバラと同期のマリーローズとこれまでたびたび名前が出てきていたクリストファーと生き人形・アンソニーの姿があるように亡霊騒ぎの首謀者・マリーローズを捕らえたことをきっかけにクリストファー世代の過去も描かれていきます。ところでバーバラの隣にいる可愛い生き人形は誰なんですかね（笑）今回の過去編ではやさぐれる前のバービーの姿も見られますがその雰囲気や身体能力の高さはエミリコと似ています。

クリストファーは何度か名前が出ていましたがそういえば生き人形の存在を忘れていました。コーヒーの洗脳に気づいたマリーローズはクリストファーとアンソニーにもコーヒーの秘密を打ち明けますがまだ事の重大さまではわかっていません。しかし、クリストファーとアンソニーがお呼ばれし、一体化の事実を知るとクリストファーは自害してしまったのでした。逃げ帰ったアンソニーは館に潜み、シャドーハウスに対抗しようとするケイトに目的は一緒だと話して再び姿を消します。まだ全てを明らかにしたわけではないですがとりあえずは敵対しているわけではないようです。優秀な人間だけに色々と策謀していそうな雰囲気もありますが･･･

後半からは亡霊騒動で人数も減り、新しく班編制をすることになります。マリーローズに代わる班長は順調にいけばサラでしたが騒動の犯人を捕らえたケイトが評価されて班長に抜擢されます。ということはエミリコも班長になるわけですが･･･（笑）さらに減った班員はすす管清掃をさせられていたベルが組み込まれています。何かと意地悪なキャラでしたが双子のうちの1人が衰弱死してしまうのは何とも悲しい結末でした。もう1人のベルはエミリコのフォローで立ち直れるといいんですけど。シャドーのイザベル・ミラベルは仲間に引き込めれば能力的にも心強いですがタイプがルイーズ系なのでちょっと扱いが難しそうですね（笑）

班長になれなくてちょっと不満気なサラ、一応星つきの決定に従うことを了承しましたが火種は燻っている感じでしょうか。大人の棟からまだケイトに疑いを持っているエドワードが視察来るということで今度は直接ではなく内側から瓦解させようと企みます。幽霊騒動の犯人の疑いが晴れてもケイト達にとってはまだまだ油断ができない状況が続きそうですね。

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