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ゴールデンカムイ　25巻　【自分のやるべき事が見えてきたアシリパ、暗号には偽物が紛れ込み金塊争奪戦はますます混迷する！】

2021/03/19 20:58:21 | 集英社系コミック | コメント：0件

海賊房太郎と手を組むことになった杉元一行。アシリパは近代化によりアイヌの住む北海道の森林が失われていくことを危惧し、アイヌのために自分がやるべき事が見えてくる。暗号の刺青を持つ囚人、鶴見中尉、土方歳三、杉元と各勢力は吸い寄せられるように札幌へ集結して･･･網走で土方に煮え湯を飲まされた杉元、相対した時に血を見るのは必至！？

前巻に続いて札幌で起こっている誘拐事件と連続殺人事件に絡む囚人の捜索となります。杉元たちも遅ればせながら札幌へやってきますがそこで土方一行と遭遇、網走の一件もあって一瞬で戦闘状態となりますがアイヌの未来のために自分がやるべき事が見えてきたアシリパは第七師団にだけは金塊を渡せないと土方たちと再び手を組むことになります。合流していた尾形は姿を消しますが･･･

牛山は杉元の事も買っていて土方と杉元のどちらも死ぬには惜しいと2人の諍いを納めようとするのがいいですね。子どもを殺そうとする上エ地を刺青のためではありますが助けに入ったり、殺された娼婦の友達という娼婦に仇は取ってやると言ったりと牛山の活躍が多かったです。

鶴見陣営では同じ上等兵の宇佐美と尾形のエピソードもありました。尾形がいなくなってから宇佐美は登場したので接点があったのを初めて見ましたが歪んでいる者同士気が合ったのか結構会話してましたね（笑）尾形が鶴見中尉を困らせる存在となると宇佐美は容赦なく殺そうとしますけど。

土方たちと手を組み、連続殺人犯の確保をするための作戦を実行する杉元たち。そこに鶴見陣営も現れて･･･という所で続きます。ついに3陣営が揃い踏みとなって刺青争奪戦も大詰めとなってきそうです。アシリパを探しにソフィアも札幌へやってきていますが彼女がどう絡んでくるかも見ものですね。

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