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まくむすび　5巻（完）　【待望の入部志望者（仮）！明かされる1年前の出来事、文化祭公演も始まる！】

2021/03/20 19:12:55 | 集英社系コミック | コメント：0件

ワークショップを終えて、再び演劇部としての日常が戻ったむすび達。そこで待っていたのは待望の新入部員（仮）！新メンバーを迎えて大会に向けた演目を文化祭で披露するために動き出した演劇部だったが･･･一年前に起こったジャス子と演劇部員たちの確執が文化祭で再び再燃する！？高校演劇物語、完結！

ワークショップが終わり、大会に向けて動きだそうとする演劇部ですがその前に文化祭も始まります。文化祭では何を演じるかというと大会用にむすびが書いている脚本を一足先に披露してブラッシュアップしていくという作戦を採ろうとします。しかし、むすびが数多く書いた脚本の中で大会向けではない、旧校舎全体を舞台に見立てた作品にママ先輩は惹かれてそれを推すとジャス子と意見が割れてしまい･･･とそれに関連してジャス子が起こした1年前の演劇部での出来事もついに描かれます。

その前には仮入部ということで大森山＝いっきゅうがやってきます。唯一の男子ということで大柄な体型もあって力仕事を期待されそうですが本人はそういう役柄を期待されるのに慣れながらも舞台に立ちたいと内心では思っています。これまではそれを内に秘めていましたが男子の（だと思っていた）ボーズ先輩からの言葉で吹っ切れて本入部を決めるのでした。ボーズ先輩はいっきゅうと同様に男だと思っていましたが今回スカート姿も見れましたね（笑）

ひと悶着あった文化祭の作品は結局ママ先輩の意見が通り、他のメンバーも一丸となって準備を始めます。難色を示したジャス子もむすびの言葉で納得して本番を迎えることになりましたが･･･ということで文化祭で披露される作品で完結となり、大会に関しては描かれることなく終わります。物語としては上手く終わらせたと思いますがいわゆる打ち切りでしょうか･･･

やっぱりジャス子のキャラがちょっと受け入れがたい感じはしましたね～元演劇部の人たちが意地悪い感じで描かれていましたが彼女たちの言い分ももっともかと。周りとぶつかり合ってまで演劇をしたいというならワークショップでお世話になった劇団などに所属すればよかったのでは？と思ったりもして。

男だと思っていたボーズ先輩が女子だとわかっていっきゅうがちょっとドギマギしたり、前回むすびから激励を受けて裏で赤面していたギブなど恋愛絡みの話もありそうな感じでしたがその辺はあまり広がらなくて残念でした。熱量は感じましたがちょっと消化不良だったのでまた次回作に期待したいですね。

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