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このはな綺譚　12巻　【柚と皐がメイドに！？次の目的地は異国の神様たちが集う宿！】

2021/03/24 21:37:53 | 百合作品 | コメント：0件

自分探しの旅をする皐とそれを支える柚、旅の途中で女将の頼まれ事をする中で皐の実家・京都にも立ち寄る。これまで両親と話し合うことを避けていた皐は初めて本音で語り、両親とも少し向き合うことができた。旅の途中では柊にも再会し、次の目的地には秋津洲ホテルを勧められて･･･仲居からメイドに！？ちび柚の短編も収録されたノスタルジック和風綺譚、第12巻！

前巻で皐の実家に立ち寄りましたが今回ももう少し居座っています。皐の母からは皐だけでなく、柚にも自分の生き方についてのアドバイスをもらいます。味付けが濃いことを指摘したりするのは皐のようにハッキリ言わないのが逆に怖いですが（笑）父親は絵筆の神様と語らい、息子が出来たようで楽しかったと言ってましたが家族で男1人なので居心地の悪い時もあるんでしょうね。

表紙でメイド服の女の子たちが登場しているように柚と皐もそこに立ち寄りメイドの仕事を手伝うことに。ただ、今回はまだ立ち寄ったばかりでしたね。ちび柚の短編や皐の実家でのおまけ漫画、櫻の初めてのおつかい、モモの同期のエピソードなどが収録されていて本格的に働くのは次巻からとなりそうです。

櫻が初めて1人でおつかいをする際には桐が心配すぎて思わず後ろからついて行ってしまいます。そこに桐の弟がやってきて一緒に見守ることになりますがそれを男女の仲と勘違いした蓮と棗が後をつけることに。この回は見開き多用のちょっと変わった試みでしたね。桐の弟が来た理由が柚と皐がメイド服を着ることに関係してきます。

柚たちのメイド服はネコ耳メイドならぬキツネ耳メイドですね。ケモ耳メイドは色々な作品で登場しているのであまり違和感はないと思います。洋式になれずについ此花亭にいた時のようにお客様に接してしまう柚に対して皐は飲み込みが早いので先輩たちからも褒められます。しかし、1日だけだと思ったらしばらく手伝う話になっていて･･･という所で次巻へ続きます。

柊が秋津洲ホテルを勧めたことにも何か理由があるんですかね。これまでの旅とはまたちょっと違った展開を見せそうです。そういえばこのホテルには温泉はあるんでしょうか（笑）

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