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ぽんこつポン子　9巻　【吉岡が倒れて息子たちが集合、長女のさちよが取った行動は･･･】

2021/03/31 20:30:40 | 小学館系コミック | コメント：0件

散歩中に倒れてしまった吉岡、ポン子の迅速な処置で大事には至らなかったがメイドロボットとしての役割が果たせずに落ち込んでしまう。吉岡の息子たちも駆けつけて東京の大きな病院で検査を勧めても吉岡は地元に留まろうとする。退院後の暮らしを心配した長女のさちよは実家に戻ってこようとするが･･･実の娘が戻ってきてポン子のポジションも危うい！？すれ違っていた親子の絆も深まる第9巻！

前巻ラストで吉岡が倒れるという不穏な続き方でしたが脳梗塞ではあったものの、ポン子がすぐに救急車を呼んだことで大事には至りませんでした。東京の病院で検査を受けるよう勧める長男と意見がぶつかる吉岡、長女のさちよは母親が前触れもなく逝ってしまった事が頭によぎって実家に戻ってこようとします。

ということで今回から長女のさちよも加わります。第1話の冒頭でチラリといましたが詳しい紹介はされていませんでしたね。無愛想で子どもに対しても不器用な態度しか取れない吉岡に子どもの頃から少なからず不満を持っていたさちよでしたが大人になってからしっかり向き合おうとすると父親の知らなかった一面も見えてくるのでした。

このまま親子水入らずとなるとポン子の運命は･･･（笑）無意識にカエレ･･･とつぶやくポン子が笑えました。一緒に暮らすといってもポン子がいらないというわけではなく、さちよもポン子が気が合うようで仲良くやっていけそうです。若い頃にさちよを迎えに行くと言っていた二代目がバツイチで戻ってきたさちよが冗談でその事を持ち出すと無理とマジレスするが笑いました。

そうはいってもさちよが来て自分の役目を終えたと察したポン子は様子を見に来た姉ポン子に連れられて旅に出てしまいます。全国をクレープ屋をしながら回っていたのでSNSで有名になってましたけど（笑）旅をする中であの家での暮らしが好きだと改めて感じたポン子は吉岡の下へ帰るのでした。しかし、そこで衝撃の結末が･･･（笑）

そして、何と次巻で完結とのこと。10巻でキリがいいとはいえ寂しいですね。形あるものはいつか無くなるとはいってもあまりに突然に思い出の家がなくなってしまって吉岡もガックリでしょうしポン子は吉岡の心を癒やしてあげられるでしょうか。

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