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Author:KON
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瓜を破る 1巻 【大人になれば当たり前にできること・・・そう思ってた】
2021/04/15 21:57:12 |
芳文社 |
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都会で仕事をし、自分でお金を稼いで一人で暮らし、会社の人達ともそれなりに巧くやっていっている…そんなごく普通の会社員・まい子は誰にも言えないことがあった。それは30過ぎても処女だということ。誰もが当たり前にしていることだと思うと焦りが募ってコンプレックスに苛まれてしまう。職場や友人から話を聞きながら自分を変えようと思いきって行動を起こすが・・・
「泉さんは未亡人ですし」「幼なじみと神さまと」などの板倉梓先生の新作です。恋愛経験は高校生の時に付き合っていた彼氏とのキスまでで30過ぎても処女だということにコンプレックスを抱える会社員のまい子、周りの人たちは普通に経験している事だと思うと余計に気に病んでしまい悶々とする日々を送っていきます。ある時、高校の同窓会に参加すると元カレと再会し・・・
と、30代処女が抱える性的コンプレックスが描かれますが同時にバリバリ仕事をしながらも同棲している男がいる上司、よく気がつく彼女持ちの同期・・・まい子から見ればうまくやっていると思っている周りの人たちの様々な事情も描かれていきます。
他人と比べても無意味で隣の芝生は青いのは分かってはいるけどやっぱり周りが気になってはしまいますよね。ほんわかした絵柄なのに何だか心がえぐられます(笑)どんなものもエロく見えてしまうまい子はちょっと重傷ですが何か打ち込めるものがあればまた違うと思います。そこでいい出会いがあれば理想的なんですが・・・てっとり早く経験したいと思って元カレに頼んだり、煩悩を捨て去るために始めた陶芸で出会ったオッサンにホテルに連れ込まれそうになったりと迷走しながらもやっぱり愛のあるセックスをしたいと思うまい子でした。
そんな迷えるまい子を中心に描きつつ、1巻ラストでは上司の美園さんが同棲している彼氏に結婚のことを切り出そうと家に帰るともぬけの殻で・・・という所で次巻へ続きます。仕事はバリバリとこなし、家に帰れば彼氏がご飯を作って待っていてくれているというまい子が夢見る環境だったのにどうしてこうなったのか・・・早々に寿退社した同期が戻ってきてイライラが募る美園さんがどうなっていくのか気になります。
2巻は来月に連続刊行するようで表紙も1巻のまい子と同じ格好の美園さんとなっていました。こんな感じでまい子がコンプレックスに悩みつつ、上手くやっていけてるように見える周りの人たちの抱える悩みも描いていく感じになりそうですね。美園さんと仕事観で言い争いをしてしまった塚田さんも彼女視点で描かれるのにも期待してます。
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