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災い狐のくずれちゃん　2巻　【ハロウィンに紛れて魔女っ狐登場！木根塚さんの正体も明らかに･･･？】

2021/05/16 15:02:00 | 徳間書店 | コメント：0件

人と妖狐の親睦を図るため、町内のハロウィンイベントに参加することになったくずれ。お菓子をもらえるので張り切るくずれだったが訪問予定の家にはすでに仮装した妖狐が訪れていたためお菓子がないと言われてしまう。犯人を見つけたくずれは追いかけるが直人たちはくずれが暴走しないか心配になって･･･そんなくずれに本山から監査もやってくる！？色々と相談に乗ってくれる木根塚さんの正体も明らかになる第2巻！

天真爛漫で無邪気だけど常識知らずの行動も多いくずれの世話を焼く直人ですが彼が学校に行っている間は面倒を見ることができません。そこで、神社の狛狐・おつねにくずれを預かってもらいますがジッとしていられるくずれではありませんでした（笑）おつねの妹・みつねの悪知恵もあってくずれは直人の学校に潜入しようとします。直人が学校ではいつもとは違う笑顔を見せることで自分が迷惑をかけていると思って帰ってきますけど。

おつねは災禍の狐の一部であるくずれの凶暴性を心配していましたが直人が世話を焼いてることもあってくずれが成長している部分も多く見られましたね。管狐を無理矢理小さくしたり、お菓子を取っていった魔女っ狐・メルッタをちょっと脅かしたりと災禍の狐らしい表情も見せますが悪気はありません。ハロウィンではゲストキャラに黒菜とカッパがいましたね。黒菜たちの世界でもくずれが登場してたりするんでしょうか。

くずれを世話する直人をフォローしてくれる役所の木根塚さんも実は妖狐だったことが今回判明します。といっても力はそれほどあるわけでもなく、妖狐と知られると期待されてしまうからとその正体は隠していましたが実は周りにバレバレでした（笑）そういえばびっくりした時に耳が出てましたね。力はなくても知識でカバーしているのでくずれとは真逆の存在です。基本的には人間の姿のままですが正体がバレていたことを知ると我慢していたおいなりさんを頬張るのでした。

2巻のラストにはくずれの監査に本山からイズナがくずれの世話をする直人を手伝いに来たおつねとみつねと供にやってきます。災禍の狐ということを危険視する本山が再封印も検討しつつ、普段の生活を観察するということでイズナが派遣されたとのこと。気配を消してくずれを監視するイズナ、今の所問題はなさそうですが強大な妖力を無視できずやはり再封印を前提に考えていきます。

一方、くずれはイズナの気配に気づいていて何かを企み･･･という所で続きます。非常に悪い顔をしていますが場所がお風呂なだけに次巻では冒頭からサービスシーンとなりそうですね（笑）イズナはおつね以上に真面目でクールなエリート妖狐という感じですがすでにくずれとのお風呂でのやりとりでペースが崩されていて落ちるのも早そうです。

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