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よふかしのうた 8巻 【時は10年前に遡る。ナズナにできた初の友人で眷属候補とは・・・】
2021/07/17 14:41:52 |
小学館系コミック |
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自分探しをしていた成り行きでニコが教鞭を執る定時制の夜間学校に体験入学することになったコウとナズナ。久々の学校に懐かしさを感じるコウはクラスの不思議ちゃん・リラに一目惚れされる。一方、10年前にもニコの授業を受けていたナズナはそこでできた友人・目代キョウコについて尋ねられる。コウよりも前にできた初めての友人、彼女との関係とは・・・時は10年前に遡り、過去編に突入する第8巻!
引き続きニコが教える定時制の夜間学校が舞台となりますがそこで表紙にも登場しているキョウコというキャラの存在がクローズアップされます。ニコから彼女について尋ねられるナズナ、ナズナもまた自分探しで学校に来たようにキョウコの消息が気になっていたようです。
一方、コウはメンヘラ入っている夜間学生のリラに気に入られて一方的に交際を迫られます。その文芸室にはキョウコの過去が残されているため恋多きメルヘンチックな女の子に戸惑いつつもコウはキョウコの事を調べるためにリラと付き合うことに。その間にニコとナズナも目代ちゃんとの過去を思い出します。
キョウコと出会った頃のナズナは見た目は今と変わりませんが中身はまだ子ども同然でそれもあってニコが学校へ誘った経緯がありました。彼女から影響を受け、ナズナは徐々に人格形成されていきますが家庭環境に問題のあるキョウコと関わりを深めていく中でナズナはキョウコを眷属になるかと持ちかけるのでした。
過去編はまだ続くようです。眷属になるか持ちかけたもののナズナが言っていたように彼女は眷属にはなっていません。今回は10年前の過去を描き、次巻でその顛末が描かれるという感じでしょうか。いつも通りのノリもありつつも全体的にはちょっと暗い雰囲気ではありましたね。コウに付きまとうリラの存在も今後どう関わっていくか気になります。
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