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送魂の少女と葬礼の旅　6巻　【明かされる従者ペレナイの秘密、それを知ったアルピは･･･】

2021/07/21 19:49:02 | 徳間書店 | コメント：0件

合同葬儀へ向かうアルピ達の前に現れたのは人の姿をした精霊・精霊人！葬儀を妨害し、アルピ達に襲いかかる。さらに、彼女を庇ったペレナイも彼らと同じ精霊人だということが発覚する！？彼の助けもあって精霊人を退け、精霊の魂を送ることができたが仲間からペレナイへの疑いは晴れず･･･アルピの両親が旅の決意をする時、それは生まれ、孤独なアルピと出会う･･･。ペレナイの秘密と過去が明かされる第6巻！

精霊人の襲撃によってペレナイも精霊人だったことが判明し、何とか精霊人を退けて精霊の合同葬儀を終えましたが同じ精霊人のペレナイに対する疑惑は晴れません。これまで一緒に旅をしてきたアルピもその事実を初めて知って少なからず戸惑いますが従者として精霊人から守ってくれたペレナイを信じ、みんなからの嫌疑を晴らすためにもペレナイ自身の口から精霊人の正体について話すように促すのでした。

ということで今回はペレナイが生まれた経緯、両親がアルピを置いて旅に出た後で2人が出会い、旅に出る過去が描かれます。てっきりペレナイは昔から仕える従者なのかと思ったら両親の願いから生まれたものでした。アルピの両親についても少し描かれます。ただ、送儀師としては使命感を持つ立派な両親かもしれませんが親としてはどうなんでしょう。一応アルピの心配もしてはいるのですが･･･

ディアを名乗っていた精霊人は葬儀の妨害は失敗しましたがその目的の一つに精霊の呪液を集めているようです。そこにはアルピの父親？の姿も･･･母親の姿が見えないのが気になりますね。精霊人の正体は明かされましたが彼らの目的はまだよく分かりません。仲間たちにはペレナイの疑いは晴れたものの次巻ではアルピとペレナイが参考人として招集されてしまうようです。そこにまた精霊人も現れて･･･とまたまた波乱の予感です。

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