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もういっぽん！　14巻　【5秒の呪いに怯える梢、未知は先輩として言葉と行動で背中を押す！】

2021/08/11 19:50:03 | 秋田書店系コミック | コメント：0件

IH予選個人戦に臨む未知たち。公式戦初出場の梢はいきなり優勝候補の小鳥遊と当たってします。彼女とは中学時代に対戦し、5秒で瞬殺されてしまったトラウマもありネガティブモード全開に。そんな梢を未知は言葉だけでなく、自分の戦いぶりで梢を奮い立たせて･･･ここから始まる一本道！柔道ガールズダイアリー、第14巻！

今回は団体戦では応援しかできなかった梢にスポットが当たります。初の公式戦、未知たちの団体戦を見て前向きになっていましたが優勝候補の小鳥遊といきなり当たってしまってまたいつものネガティブモードに逆戻りです（笑）そこは未知が先輩らしく励ましますが中学時代のトラウマもあってギリギリまで5秒の呪縛に悩まされます。しかし、少し前に始まった未知の試合で未知が5秒で試合を終わらせるのを見ると梢も吹っ切れます。

結果としてはやっぱり秒殺ではありましたが以前とは違い、次こそ一本取ってやると敗戦もポジティブに受け取るようになります。そこには未知以外の先輩たちの戦いぶりや同じ1年の司の存在も大きいですね。梢中心だったからか早苗や南雲はあまり見せ場がなく、永遠も結果としては3位でしたがその辺の激闘はバッサリとカットされています。

団体戦も個人戦も思ったほどの結果は残せませんでしたがこの敗戦を糧に次の金鷲旗に向けて気持ちを切り替えます。梢は未知の事を相変わらず性格的には苦手ですが前よりは打ち解けていい雰囲気で金鷲旗を迎えられると思ったのですがここで大きなアクシデントが･･･このタイミングで怪我は辛すぎますよね～ただ、未知も梢もこれをきっかけにひと皮剥けそうな感じです。他の高校も先輩と後輩のライバル関係であったり信頼関係がチームの相乗効果になっていますが未知と梢もそんな関係になっていきそうですね。永遠も存在が少しずつ薄くなってきているような･･･（笑）

次巻ではいよいよ金鷲旗が始まる感じです。未知は戦力的にはもちろん、彼女が勝てばチームも乗ってくるムードメーカーの役割もあったので欠場は痛いですが梢が穴を埋めることになるでしょうか。司は1年生ながら落ち込む未知たちを励ましたりと頼もしいです（笑）戦力的にも成長するのが楽しみです。

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