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できそこないの姫君たち　6巻（完）　【こみ上げる想いを伝える黒川に伝える藤白、2人の恋の結末は･･･！？】

2021/10/01 22:04:13 | 百合作品 | コメント：0件

黒川に対する気持ちが恋心だと気づいた藤白はこみ上げた想いを黒川に告げる。しかし、黒川は目立たない存在の自分とは違い、圧倒的な存在感と強さで輝いていた藤白に友人として憧れこそ抱くものの対等な存在になることは思いもしていなかった。それは幼い頃の何気ない出来事にも関係し、藤白の変化に戸惑いつつも思わず胸に秘めていた本音を吐き出してしまい･･･陽キャギャルと日陰女子のガールズストーリー、完結！

黒川が幼馴染の男子に告白されたと聞いて胸がざわつく藤白はこの気持ちが黒川への恋心だと気づきます。黒川への想いがあふれ出した藤白は思わず黒川にキスをするとともに告白をしますが･･･黒川は以前から藤白に対してその絶対的な存在感と強さに対して憧れというか神聖視している部分があったため彼女と恋人になるなんてことは考えもしないことでした。さらに幼い頃のトラウマから告白した藤白に対して胸に秘めていた本音を爆発させてしまいます。

これまでの黒川の雰囲気から藤白からの告白で最終巻はラブラブに･･･なんて展開にはならないとは思っていましたがかなりの拒絶ぶりでしたね。もちろんそれを乗り越えてハッピーエンドになってくれるとも思っていましたがまさしく激動の最終巻でした。

最初は藤白に黒川が引っ張られながら段々と逆に藤白が黒川に惹かれていく姿がよかったです。途中から加わったいろはと泉の恋模様は本編では描かれませんが電子書籍版のみで読める未収録回に収録されています。黒川と藤白のその後ももう少し見たかったですけどね～未収録回は色々と補完できたと思いますがもう少しボリュームがあるとよかったです。

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