DEAR BOYS ACT4 9巻 【強力なオフェンス力を誇る京凌駕に湘南ディフェンス陣が立ち向かう！】

全員でもぎ取った先取点を一ノ瀬のパスと京凌駕の３Pであっという間にひっくり返されてしまった湘南。その後も瑞穂の猛攻にペースを掴めず、序盤は瑞穂ペースで試合が進む。しかし、パスの供給源である一ノ瀬を湘南のディフェンスの要、小原が青山と供に潰しにかかる！森ぞーも強力な攻撃力を誇る京凌駕に食らいついていき･･･

両チームのスタイルが象徴されるかのような点の取り方でスタートした湘南vs瑞穂戦。序盤は一ノ瀬から繰り出される巧みなパスによる３P攻勢でペースを握られてしまいます。焦る森ぞーや青山でしたが３年組は冷静に状況を分析してこの劣勢を打開するために策を講じます。

布施のゴール下からの３点プレイと梁川のリバウンドダンクとオフェンスで盛り返せばチャーこと小原のディフェンスで強力な瑞穂の攻撃の供給源である一ノ瀬をダブルチームで封じたりと徐々に主導権を奪っていきます。しかし、京凌駕のオフェンスは小原もファールでしか止められず、いい流れを断ち切られてしまいます。京凌駕を止められないふがいなさを感じる森ぞーは栄作や柏木たちにブロックショットの練習を付き合ってもらったことを思いだし、布施の力になりたいという思いからついに京凌駕からブロックショットを食らわせるのでした。

瑞穂の勢いに飲み込まれそうになりながらも徐々にペースを取り戻してきた湘南でしたが京凌駕のオフェンスで再び瑞穂のペースに･･･と思った所で森ぞーがいい仕事をしましたね。布施の力になりたいと練習の成果を発揮するシーンが熱いです。小原も口は悪いですが試合中は献身的なプレイが光ります。オフェンスは布施と梁川、ディフェンスは森ぞーと小原が今後の鍵を握りそうです。瑞穂の２年組は榎本よりも丈一郎の方が活躍してましたね（笑）少なくとも梁川が勝負を譲らないと意識する相手までには成長したようです。

ACT4は湘南側が主人公ということもありますが一ノ瀬の性格が悪いので前作までの主人公側である瑞穂よりも湘南に肩入れしてしまいます（笑）奥村記者も何だかんだで気持ち的には湘南側を応援している感じです。小原か柏木が何とか一ノ瀬にギャフンと言わせて欲しいですね。

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