シャドークロス 3巻 【ついに始まるノービス級大会、冬実は練習の成果を発揮できるか！？】

ついに冬実と忍の大会が始まる。エキシビションに登場したチャンピオンで忍のかつてのパートナー・花蓮のダンスに他の参加者がプレッシャー飲まれる中、2人は周りの空気をも変えるダンスを披露する。D級に昇格してバリエーションを加えることになったが誰にも頼らずに自分で振付けを考える忍には疲れの色が見えて･･･そんな時、忍のかつての先生が現れて･･･

ついに大会が始まりますがそこに忍の元パートナー・花蓮がチャンピオンとしてゲストに登場します。新たなパートナーで弟の花音とのダンスは会場の雰囲気を一変させ、参加者達はそのプレッシャーに飲まれてしまいます。しかし、冬実と忍は飲まれることなく、彼女たちのダンスで場を温めて他の参加者たちも平常心を取り戻させます。

忍と高いレベルで練習していたからか思いのほかあっさりと優勝してしまいましたね（笑）忍は花蓮とパートナーを組んでいたくらいなのでノービス級にいる選手ではないと思いますがその相手をしていた冬実もレベルが上がっていたようです。ただ、D級に上がってバリエーションも増やせるようになると新たな課題も浮かび上がっていきます。

新たなキャラとして忍の先生である志木知恵子が2人の前に現れます。冬実とパートナーになり、新たな仲間たちと出会ってかつて彼女に言われた言葉を理解していたつもりだった忍ですが彼女から変わってないと言われ、改めて志木にコーチをお願いするのでした。

忍が冬実にいずれ紹介すると言っていたダンスを見せたい人は彼の母親でした。病気で体が麻痺し始め、目も見えなくなっていますが冬実の体質を真っ直ぐに受け止めてくれます。忍とは正反対のおっとりとした感じの性格ですが昔は知る人ぞ知るダンサーだったようです。幼い頃から流していた涙を受け止めてくれた忍の母に冬実は自分のダンスを届けたいと思うのでした。

忍の母と会ってパートナーとしての絆も深まりました。志木コーチの存在も2人のダンスのレベルをさらに上げてくれそうですね。

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