愚者の星 7巻

スラース独立派から仕掛けてきた大規模な攻撃はシンタたちの活躍もあって何とか撃退に成功する。新たな教官を迎え、再び訓練カリキュラムに戻るシンタたちであったがダズーからクリムゾン・クロウズと共同作戦の命令を受ける。その作戦内容とはシンタの父・リカードとダズーの師匠である「黒い糸」を救出することで･･･

実戦を経て、チームとしてまとまりを見せるようになったシンタたち訓練兵たち。その中でケイラーは先の戦いで負傷してレッド・クロウズから脱落を余儀なくされます。その関連でパリスとの過去が描かれていきます。パリスはケイラーとの別れで精神的にも成長したでしょうか。もうリンクに対しても不浄人として扱うことはないように思えますがリンク事態はまだ仲間だと認められていないと感じているようです。

訓練兵に戻ったと思ったら今度はクリムゾン・クロウズとの共同作戦でとある人物の救出に向かうことに。その人物はシンタの父・リカードとクリムゾン・クロウズを率いるダズーの師匠「黒い糸」でした。救出作戦と言いつつ、その黒い糸本人にシンタが襲われるという展開へとなっていきますが･･･

前巻からの戦闘からほとんど間を空けることなくまた戦闘シーン満載となってました。負傷したシンタを救護するリンク、その眠りの中でシンタは継承体の記憶から父を殺したのはダズーと黒い糸ということを知り･･･という所で続きます。いきなり「黒い糸」なる人物を救出したりとちょっと急展開だった感じもしますが緊張感ある戦闘シーンが続く中でリンクの表情の変化が癒やしでしたかね（笑）シンタに対する気持ちも一層強くなってます。

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