アオイホノオ 26巻

漫画家・石渡治のアシスタントを無事？終えた焔。徹夜明けで家に戻ろうとしたら担当の三上と供に小学館へ行くことに。そこで知らされる衝撃の事実･･･連載ネームが終わるまでは帰れない！？大学を中退したものの、まだ学生気分が残っていた焔は一気に職業漫画家の実感が湧き上がる。そして、いよいよ週刊連載スタートに向けてあの作品が出来上がっていく！

いよいよ焔が週刊連載に向けて本格的に原稿に取りかかっていきます。連載が早まったこともここでようやく三上さんから知らされますが焔はむしろ嬉しそうです。三上さんは本当焔の性格を熟知していて上手く転がしてますね（笑）実は崖っぷちにいることを焔は知らずにいるので常に前向きです。

雁屋哲先生が原作をしている「風の戦士・ダン」は焔が勝手にギャグを入れていると思いきや、段々と雁屋先生自身の原作がギャグだらけという事実も明かされます。今回はそれをあえて完全再現したバージョンも掲載されています（笑）そういえばおまけの冊子にこの作品でギャグを入れることを学べたとあった気がしますね。焔がむしろ真面目な部分を考えるようになったというのも笑えます。

週刊連載が当たることを前提に引っ越しをしたりと今だから笑って見られますが中々綱渡りな人生です（笑）だいぶ後で週刊連載作品は読んだので当時にどれだけ人気があったのかは分かりませんがそんな生活を送りながら作中の台詞などが生まれた経緯が描かれるのも嬉しいですね。まだ連載タイトルが決まりませんが三上さんとどういう経緯であの作品名となるのか楽しみです。

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