アリスと蔵六 10巻 【要するにこれはこどもの悪戯だ】

蔵六とケンカをして家出をした紗名はそこで「アリスの夢」の痕跡を辿って冒険していたノエミと出会う。彼女の一族は蔵六の妻・クロエと深い関わりがあり、物語は1850年パリへと遡る。そんなノエミが紗名たちのクラスに転校してくる。彼女が調べているクルタ計算機を紗名たちは「アリスの夢」を使ったゲームで解き進めようとして･･･

今回も結構間が開いてしまいましたね。すっかり話の流れを忘れていました。ノエミとの出会いは偶然の出会いではありませんでしたね。彼女の一族が蔵六の妻・クロエと深い関わりがあってその辺の過去なども描かれます。

ノエミは紗名たちの学校へ転校してきて羽鳥、歩ともすっかり打ち解けます。冒険好きのノエミと夢想好きな羽鳥はかなり気が合ってましたね（笑）意気投合する2人を見てモシャモシャしてしまう紗名が可愛いです。

今後はノエミが使っていたクルタ計算機を調べて持ち主であるジャン・ポール博士を探す冒険となっていくようです。紗名は「アリスの夢」を使って羽鳥、歩、ノエミと一緒にゲームをすることで解き明かそうとしますが紗名がクリアするいい方法を思いつき、取った手段は蔵六を呼び寄せることで･･･というところで続きます。もう一方では宇佐美に捕らえられたキングの動向も気になりますね。内閣調査局は完全に紗名の味方というわけではない･･･？

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